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【東京五輪】「コースが狭く感じた」畑岡奈紗、ショットに苦しむも1アンダー16位タイ

速報
2021.08.04

<東京五輪ゴルフ女子 初日/霞ヶ関CC東C/6648Y・パー71/8月4日~8月7日>

東京五輪ゴルフ女子、畑岡奈紗は5バーディ、2ボギー、1ダブルボギーのトータル70、1アンダー16位タイで初日を終えた。

「1番は凄く緊張しました」

スタートホールのティーショットは左に大きく曲がり、出すだけ。ボギー発進となってしまった畑岡。

「今日はティーショットに関しては、気持ちよく打てたホールがひとつもなくて。もともとラフが長いので、フェアウェイに置かなければいけないと思っていたんですが、それがなかなかできず、自分の調子もあまり良くなかったので、よりコースが難しく狭く感じました」

12番ではダブルボギーを打ってしまい2オーバーとするも、そこでずるずると落ちてしまわないのが世界ランク9位の底力。14番から3連続バーディを奪い、アンダーパーグループに。

「直す自分のポイントはわかっていたので、そこだけ意識して、それが結果的にピンに絡んでくれたのでよかった」

スウィングのタイミングが早いと振り遅れて右に、それを防ごうとして左に、という具合にショットが安定しなかったというが、それをラウンド中に修正できてしまうのが畑岡の凄いところ。

「メダルを獲りたい気持ちは強いですが、そこばかり考えてしまうと自分のプレーがおろそかになるので、いつも通り自分が伸ばすことに集中していきたい」

首位とは4打差。本来のショットの精度が戻ってくれば、十分にチャンスがある位置だ。

取材&撮影●服部謙二郎(週刊ゴルフダイジェスト)