＜パリオリンピック ゴルフ男子／ル・ゴルフナショナル（フランス）／7174Y・パー71／8月1日～4日＞

フランスの名門、ル・ゴルフナショナルで開催されたパリ五輪の男子ゴルフは、日本代表の松山英樹が単独3位に入り、五輪ゴルフで日本男子初となる銅メダルを獲得した。

初日8バーディノーボギーの「63」とロケットスタートを切った松山英樹。2日目、3日目は思うようにスコアを伸ばせず、首位と3打差のトータル11アンダー、4位タイで最終日を迎えた。

最終日は2番パー3のティーショットをピンにからめバーディを奪うと、4番から3連続バーディ。後半に入っても10番、12番でバーディを奪い、17アンダーまでスコアを伸ばす。

首位タイでスタートしたザンダー・シャウフェレとジョン・ラームがともにスコアを伸ばせず苦しむなか、4打差の10アンダーでスタートしたスコッティ・シェフラーが後半6つのバーディを奪う猛攻で、この日「62」。トータル19アンダーでホールアウトし、後続を待つ。

最終組ではトミー・フリートウッドがスコアを伸ばし、16番パー3のバーディで一時19アンダーまでスコアを伸ばすも、続く難関17番パー4をボギーとし、一歩及ばず。

結果、シェフラーが世界ランクNo.1の力をいかんなく発揮し、金メダルを獲得。18番アンダーのフリートウッドが銀、そして松山が17アンダーで堂々の銅メダルに輝いた。東京五輪ではプレーオフのすえ惜しくもメダルを逃したが、今大会で見事雪辱を果たし、ゴルフ競技では日本男子初となるメダルを獲得した。

＜パリ五輪 ゴルフ男子 最終成績＞　
1位　スコッティ・シェフラー（アメリカ）　-19（金）
2位　トミー・フリートウッド（イギリス）　-18（銀）
3位　松山英樹（日本）　-17（銅）
4位　ビクトル・ペレス（フランス）　-16
5位T　ローリー・マキロイ（アイルランド）　-15
5位T　ジョン・ラーム（スペイン）　-15
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49位T　中島啓太（日本）　+3