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【開幕直前インタビュー】平田憲聖「自分らしくコツコツと、課題に1つ1つ取り組んでいく」

今週、いよいよ国内男子ツアーが開幕する。若手の台頭もあり見ごたえのある試合も、魅力ある選手も増えている男子ツアー。今回は若手の注目株4人を直撃! まずは、昨年2勝を挙げ頭角を現した平田憲聖に話を聞いた。

PHOTO/Tadashi Anezaki、Hiroaki Arihara、Hiroyuki Okazawa、Blue Sky Photos

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平田憲聖

ひらた・けんせい。2000年生まれ、大阪府出身。7歳でゴルフを始め、大阪学院大3年の21年に日本学生で優勝。同年プロ宣言しQT2位に。22年に初シード獲得、昨年は賞金ランキング6位にジャンプアップ。パーキープ率9位、リカバリー率7位の粘り強いゴルフが持ち味

「自分を分析して、今年もコツコツと!」

昨年ホストプロとしてミズノオープンで優勝し、史上最年少で日本プロというメジャーに勝利した平田。最高の1年だったと思いきや、「75点。結果だけで言うと満足はしていますけど、中身を見るともっと課題があるし、ずっと上位で争えていたわけでもない。皆、調子がいいときはいいプレーができていいスコアで上がれます。でも悪くなってきたときにいかにまとめられるかが大事。昨年は調子が悪いとき技術もメンタルもズルズルいってしまった」と冷静だ。

今年はすでにソニーオープンから始動。1打足りず予選落ちの結果に、「毎回PGAツアーに行かせていただくと、悔しい気持ちだけを持って帰ってきている。レベルの高さも痛感しますし、コースへの課題も、すべての部分でレベルアップしないといけない。1打以上の差を感じました」。

「大きな目標を立ててやるより、自分が今課題としていることに取り組みながら、その先に試合があり、そこでベストを尽くす、ということを繰り返していきたい」というコツコツ派。現段階で海外挑戦も安易に口にはしない。

このオフの取り組みも、

「シーズン中は取り組めないフィジカル面を、高い強度で回数も増やして鍛えた。基礎的な筋力と体力。すぐにゴルフが上手くなることはないので、長い目でアスリートとして取り組めたらなという感じです」

中島啓太や蟬川泰果とは同学年。ツアーを引っ張る若手の一角を担う。しかし、気負いはない。

「啓太は賞金王で泰果は2位で。もちろん悔しいですけど、悔しさを強く思えるくらいの自信やゴルフの総合力が僕にはまだない。刺激だけをもらってもっと自分も頑張ろうという思いだけです」

今年の目標を色紙に書くときも時間をかけて真剣に悩む平田。書いた言葉は「1つ1つコツコツと」。 色白の肌に浮かぶ不敵な笑みは気持ちの強さの表れだ。

しなやか&大胆に。
「皆さんに楽しんでもらいたい」

飛距離アップもコツコツと。「僕の飛距離は真ん中くらい。毎試合ちょうど超えないバンカーなどが出てくるので、10Y伸ばせたら景色が変わると思う。下半身を多めに鍛えています」

週刊ゴルフダイジェスト2024年4月9日号より