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【なんでもランキング】Vol.112 2024ファーマーズ「トータルドライビング」1位と2位の共通点は?

ゴルフにまつわる様々なデータや記録をランキング化する本連載。今回は、先日行われたファーマーズインシュランスオープンでの「トータルドライビング」トップ10をご紹介!

抜群の安定感で今季もすでに4戦中3度トップ10フィニッシュを果たしているザンダー・シャウフェレ(PHOTO/Blue Sky Photos)

「トータルドライビング」とは、ドライビングディスタンスとフェアウェイキープ率のランクをポイント換算して算出され、どちらか一方だけがよくても上位にはなれず、どれだけ正確に、より遠くにドライバーのティーショットが打てたかが反映される。つまり、「飛んで曲がらない」選手の指標といえる数字だ。

先日のPGAツアー、ファーマーズインシュランスオープンで、このトータルドライビングトップに立ったのはザンダー・シャウフェレ。ドライビングディスタンスは304.1ヤードで13位、フェアウェイキープ率は56ホール中37ホールで約66%の10位と、飛距離・正確性のどちらも上位に入っていた。2位は平均飛距離312.1ヤードでドライビングディスタンス4位につけたフィンランド出身のサーミ・バリメキ。飛距離が出ると曲がり幅も大きくなるため、平均312ヤード余り飛ばしながらもトータルドライビングで上位に入るのは珍しい。

実はシャウフェレとバリメキには共通点がある。使用しているドライバーが同じキャロウェイ「パラダイムAiスモーク♦♦♦」なのだ。AIが設計したフェースがさらに進化し、どこに当たっても初速が落ちずに、「飛んで曲がらない」と謳っている最新ドライバーだが、その実力はどうやら本当のようだ。

<2024年ファーマーズ「トータルドライビング」トップ10>

※カッコ内はドライビングディスタンス・フェアウェイキープ率

週刊ゴルフダイジェスト2024年2月20日号より

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