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【中島啓太の1週間】#2 金曜日のテーマは“遊び心”「見る人の印象に残るウェアを意識しています」

昨年プロ転向し、プロとしてシーズンを戦う中島啓太。世界を見据える22歳の若武者は、シーズン中、どんなテーマをもって1日1日を過ごしているのか。ウェアという切り口から探っていく。今回は、トーナメント2日目・金曜日のテーマを聞いた。

PHOTO/Takanori Miki THANKS/東富士CC、日本体育大学

なかじま・けいた/2000年6月生まれ。2020年アマ世界ランク1位になり、2021年のパナソニックOPでアマ優勝。2022年9月プロ転向。今季国内開幕戦の東建ホームメイトカップは8位タイ。プロ1勝目を目指す

DAY 1 中島啓太の「月曜日」
DAY 2 中島啓太の「金曜日」
DAY 3 中島啓太の「日曜日」

Day 2 中島啓太の曜日

「金曜日のテーマは“遊び心”です」

前号から始まった3週連続企画・中島啓太の一週間。今回のテーマ“金曜日”はトーナメントでの2日目のウェア。

「試合で着る4日間のウェアには、2つの決めごとをしています。緊張感が高まりやすい初日と最終日はできるだけシンプルなものを選んでいます。金曜日と土曜日(2・3日目)は、ギャラリーの方に見てもらって印象に残るようなカラーや柄やテキスタイルなど、多少の遊び心が入ったものを着るようにしているんです。新人の僕が言うのもおこがましいですが、プロはやっぱりプレーに注目してもらってこそ、との思いもありますし。

今日選んできた金曜日のウェアは、白にグラフィック柄が入ったシャツと白いパンツのコーディネート。この柄、今使用しているトラスパターの三角形モチーフっぽくないですか。それと、機能的にも涼しさが持続し、見た目も爽やかで気に入っています。襟はシャツカラーもモックネックも、両方好きなので、そこは決めずに着ています。

左袖にはライオンマーク。これは母校・日本体育大学のシンボルマスコットのライオン(The Triumphant Lion/咆哮する獅子)で、在学時代からお願いして入れてもらっています。

これから先、外すときが来るかもしれませんが、名残惜しいのであえてこのタイプを選んできました」

プレーに集中しながらも、ウェアは“遊び心”にチャンレジ。それが中島啓太の金曜日だ。

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週刊ゴルフダイジェスト5月2日号より