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賞金総額50億円! 1試合で6億円超えの大会も。2023年は欧州女子ツアーに注目

識西論里が出場を決めた欧州女子ツアー(LET)が23年のスケジュールを発表。2月第1週のマジカルケニア女子オープンを皮切りに世界21カ国で30試合を開催し、過去最高の賞金総額となる同ツアーに世界中の選手たちからも注目が集まっている。

米女子ツアーが世界に市場を拡大し盛況を博すなか、LETもその方向性を踏襲。

23年はケニアで開幕した後モロッコ、サウジアラビアを転戦。特にサウジ公共投資機関が主催するアラムコサウジレディスインターナショナルにはLETの選手だけでなく世界ランク上位者が加わり史上最強のフィールドを実現。賞金総額は500万ドル(約6億6000万円)と破格だ。

国内男子ツアーの最高賞金総額が日本オープンの2億1000万円だから、その3倍の賞金を競う大会が女子の世界で開催される。

3月、4月は南アフリカ、アジアを回り、5月はフランス、そして米国フロリダにあるトランプインターナショナルでアラムコチームシリーズを開催。その後ヨーロッパ各地を転戦。

7月、8月にはLPGAツアー(米女子ツアー)との共催競技が4試合。そのなかには昨年古江彩佳が優勝したスコットランド女子オープンや、渋野日向子が歴代チャンピオンに名を連ねるAIG全英女子オープンが含まれている。

今年イングランドのウォルトンヒースで開催される全英女子オープンの賞金総額は730万ドルだから、ゆうに9億円を超える。9月には女子版ライダーカップである、ソルハイムカップ(欧米チーム対抗戦)がスペインのフィンカコルテシンで行われ、ヨーロッパチームは大会3連覇を目指す。

11月にはインドでヒーローインド女子オープンを開催し、最後はスペインのコスタデルソルの最終戦で年間女王が決定する。

ここ3年で飛躍的な成長を遂げたLET。来季は先のQスクールで出場権を得た識西論里も参戦する。これまで海外イコール米ツアーだったが、これからはヨーロッパに挑戦する選手が増えるかもしれない。

今年は欧州女子ツアーからも目が離せない(20年のスコットランド女子オープンの大会提供写真、PHOTO/Tristan Jones)

週刊ゴルフダイジェスト2023年1月24日号より

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  • 勝みなみ、西村優菜とともに米女子ツアーのQシリーズ(最終予選会)に挑戦したがあと一歩で出場を逃した識西論里(おにし ゆり)が、欧州女子ツアー(LET)のQスクールを突破した。 昨年12月17日から5日間にわたってスペインで行われたQスクール。識西はトータル3アンダーの17位タイで23年シーズンの出場権を獲得。上位45名に出場権が与えられる米ツアーのQシリーズでは75位に終わり「とても悔しい……