ルールはバッチリ覚えているつもりでも、いざコースへ出ると、「あれ? こんなときどうすればいいんだっけ……」という場面に遭遇することもしばしば。今回も、ゴルルと一緒に楽しくルールを学んでいこう!

監修／小山混
PHOTO／Norio Tsuburaoka　THANKS／武蔵野GC

パー5のティーショット。豪快に飛ばして距離を稼ぎたいところだが……。

「ホールのプレーをスタートしたら、そのホールは同じモデルの球を使い続けないとダメなんじゃない?」と指摘する中里に対し、杉山は「プロの試合はダメだけど、とくにローカルルールで決められていなければ、暫定球で違うモデルの球を使っても問題ないはずよ」と主張。果たして正しいのは?

暫定球で元の球と違うモデルの球を使うことは認められる?

A. 認められる
B. 認められない

正解は……

A「認められる」

球がペナルティーエリア以外の場所で紛失、またはOBとなったかもしれない場合、時間節約のためにプレーヤーはストロークと距離の罰に基づき暫定的に別の球をプレーすることができる（規則18.3）。このとき、プレーする球に対してとくに制限はなく、適合球であれば元の球と違うメーカー、違うモデルの球を使用しても問題ない。ただし、プロの試合など、ローカルルールでいわゆる「ワンボール・ルール」が採用されている場合には、同一ラウンド中に異なるモデルの球を使用することは認められない。

週刊ゴルフダイジェスト2022年9月27日号より

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