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【人気連載アーカイブ】遊ぶつもりでやってみてVol.40「グリップは“シャフトがつぶれるぐらい”しっかり握る」

家族全員がチャンピオンの経験のある四国イチのゴルフ一家「二宮家」。その長男でありベストスコア59(!)のトップアマ・慎堂さんが、ゴルフに対する独特の考え方や一風変わった練習法を紹介。上達のヒントが満載!

ILLUST/Masaaki Takauji

前回のお話はこちら

グリップはゆるゆるで握る、しつかり握る、みなさんはどっち派? プロでもゆるゆる派としっかり派がいるし、それぞれ度合いもマチマチだろう。強い、弱いは感覚の問題なので、正解をひと言で表すのは難しい。

ちなみにボクは断然、しっかり派である。だけど、練習場のお客さんやコンペなどでアマチュアゴルファーを観察していると、ゆるゆる派が圧倒的だ。おそらく、しっかり握ると手首や一腕に力が入ってヘッドが走らないと思っているからだろう。“余分な力を抜く”というのはゴルファーにとっての永遠のテーマだからね。

だからこそ、グリップはしつかり握る! これがボクの考えだ。力を抜いて握ると、トップがゆるんだり、フェースが暴れたりしやすいので、途中で無意識に強く握り込んでしまう。それがヘッドスピードにプレーキをかけてしまう原因なのだ。だったら、最初からしっかり握っておくほうがいいのでは? そうすれば、途中で余計な力を入れずにすみ、アドレスからフィニッシュまで等圧で握ることができるので、フェース面が安定すると思う。実は、ドラコン選手なんかも、意外とみんなしっかり握ってるんだよね。

ただし、腕には力を入れないのがミソ。ヘッドが走るのはそのせいだ。グリップをしっかり握りつつ、腕の力を抜くにはどうすればいいか? ボク流のやり方は次の通り。

ひじを曲げ、120%の力でグリップする。これから、腕をダラーンと下げる。あるいは、クラブをソールし、グリップをギュッと握る。そのあと、少しゆるめてから始動する。

こうするとグリップがゆるまず腕の力が抜ける。では、120%の力とはどのくらいか。それは、シャフトがつぶれるくらい(笑)。ボクは手のひらの血の気がなくなり、白くなるほどしっかり握っている。

えーーーー! マメとかできないの? と思うかもしれないが、これがまったくできない。グリップの手の間にすき間ができないくらいしっかり握れば、擦れないのでマメはできない(タコにはなるけど)。おまけに、グロープも破けないし、グリップも減らないといいことずくめだ。

このしっかりグリップを徹底するために、ボクは風呂に入る際、あることをチェックしている。それは、グリップした手を湯船に沈め、そこからフゥ~と手をほどく。このとき泡がブクブク~っと出れば正解! 泡が出るということは、空気が逃げていない、つまり、すき間なくグリップできている証拠だからね。もし、お湯につけた瞬間、ブクブクブク~っと泡が出たら、やり直し。もう一度、気を引き締め、グリップを引き締めチャレンジする。

暑いので湯船につからずシャワーだけで済ませたい、という気持ちもわかる。しかし、今晩は湯船にしっかりとお湯をため、ぜひ実験してみてはいかがだろう。いい汗かいたあとのビールもうまいしね!

隙間が出ないようにすることで正しいグリップ圧で握れているかチェックできる。湯船につかりながらやってみよ


全員がチャンピオン! 二宮家

(左から)●慎堂(ボク)1983年生まれ。13、15年四国アマ優勝。HC+2。ベストスコア59 ●英二(父)1958年生まれ。90、95年四国アマ優勝。HC0。練習場経営 ●薫(母)1960年生まれ。94~97、01、03年四国女子アマ優勝。HC2。主婦 ●歌奈子(妹)1985年生まれ。07年四国女子アマ優勝。HC5

週刊ゴルフダイジェスト2017年9月12日号より