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【通勤GD】時松隆光プロを育てた異次元打法「みんなの桜美式」Vol.17 体内の水を回すように歩く ゴルフダイジェストWEB

GDライブラリ
2020.02.12

「ゴルフと水についてのお話をもっとしましょう」と篠塚武久先生。「たとえば、地球上の海水が砂浜に寄せてくる波は1分間に18回。これを2倍にすると人間の平均体温36度になる。さらに、2倍すると人間の平常時の脈拍数72になる。一方で、ゴルフは18ホールあり、ハーフのパーは36、ワンラウンドでパー72。面白いつながりでしょう」 今週の通勤GDは「みんなの桜美式」Vol.17。

前回のお話し

【通勤GD】
通勤GDとは‟通勤ゴルフダイジェスト”の略。世のサラリーマンゴルファーをシングルに導くために、月曜日から金曜日(土曜日)までの夕方に配信する上達企画。帰りの電車内で、もしくは翌朝の通勤中、スコアアップのヒントを見つけてください。

ゴルフ向学者
たけひさ先生
篠塚武久・73歳。福岡市で「桜美ゴルフハウス」主宰。福岡大学の大石迪夫教授と作り上げた「OSゴルフ理論」で多くのジュニアが結果を出す。「テンフィンガー研究ははや20年。今後『分担型グリップ』時代がくることを確信」

海水が砂浜に寄せる波、
人の体温、脈拍数、
ゴルフとの共通点とは

篠塚 地球上の海水が砂浜に寄せる波は1分間に平均18回。2倍すると、人間の平均体温36度になる。さらに2倍で人間の平常時脈拍数の72。対して、ゴルフは18ホールあり、ハーフでパー36、フルでパー72。面白いつながりだと思いませんか。

GD つまり、ゴルフというスポーツは、地球の摂理である「水=波」の動きや、人間の体内にある「水=血液」の温度や循環とも、無関係ではないと。

篠塚 はい。それならばスウィングするとき、前回お話しした(上記のリンク記事)ように、クラブを固形物として振るのではなく、体内の水を回すように振りたい。そして、それにとどまらず、ラウンド中の「歩き方」においても、「水を回す」意識をするだけで身体にパワーが満ちてきて、これを繰り返すと心身にエネルギーが入ってくる。ゴルフの価値も上がります。みなさんゴルフが上達したいと考えるとき、クラブで球をどのようにして打つかを、まず考えますよね。

篠塚 でも、「桜美式」のジュニアには、球を打つばかりでなく、もっと長く、もっと大切な時間があることを知ってもらいます。

GD 球を打つよりも、もっと長く、もっと大切な時間?

篠塚 ゴルフというスポーツは、寄せてくる波と同じ18ホールある長丁場。スウィングしている時間はわずかで、あとは止まっているか、そして、歩いているかです。スウィングは水をイメージして振れるようになったとしましょう。では歩いているときはどうか。

篠塚 ゴルフは2時間以上、少なくとも7㌔ほど、100以上叩くアマチュアだと10㌔以上も歩く。ジュニアは歩幅が短いから、歩数でいうと大人の倍ほども歩行している。ゴルフのレッスンは、球を打つことばかりではないはずです。

GD 確かに、ショットとショットの間、すなわち「歩き方」のレッスンを受けることは少ないです。

コースを歩いている時こそ、水を動かしなさいと教えます

篠塚 「桜美式」では、歩いているときこそ、水を動かしなさいと教えています。まず、水というのは、とどまっていると澱んで(よどんで)しまうものと理解する。池やお堀など動きがないところは緑色に濁っていますよね。人間の体も水でできていて、臓器はすべて水に浮かんでいる。歩いているときに、ひざから下だけを真っすぐに運んで上体を動かさないというのは、体内の水を澱ませているようなもの。いざ体内の水を使って球を打とうというときに、歩行中に水を感じずに澱ませていると、螺旋パワーを十全に使えないんです。

GD 前号までの「勾玉(まがたま)スウィング」をするために、歩行中も体内の水を澱ませないようにするのですか。

篠塚 文明が発達した国の人々は歩き方が下手になります。上体を動かさずに直線的に歩くというのは、一見消耗が少なくて理に適っているように思える。でもそれは、自動車や電車などに乗る産業革命以降の、人間本来の歩き方を忘れた人々の、水を澱ませる歩き方。マラソンでも、体を揺らさずに走らせる指導も多い。これは、不自然でぎこちない、関節にもキツい走り方。

篠塚 まるで、両手合体型のグリップや、腕を伸ばしたままテークバックするスウィングと同じ。わざわざ体を拘束させて複雑で難しいことをやられているようなもの。たとえば、アフリカの選手などを見ていると走りは実に自然。リズミカルに上体を揺らし、足の運びも直線的ではなく、水を回すように絶妙にうねっていて関節にも体にも優しい。ウサイン・ボルト選手などもそうでした。

GD 直線的で不自然な足の運びは体にも負担がかかると。

腰に「8の字」をイメージして、水を回すように歩く

篠塚 自動車も電車もなかった、かつての日本人は、江戸から京都までいくつもの峠や川を越えて約2週間で歩いたといいます。その頃の日本人は、自然と体内の水を揺らして歩いていたのでしょう。そこで「桜美式」では、腰に「8の字」をイメージして、螺旋パワーで体内の水を回すようにして歩きなさいと教えています。

GD 腰に「8の字」?

篠塚 直線的に足を運ばず、腰で8の字をなぞるようなイメージで、積極的に上体も動かして歩く。体内に満ちている水を、サラリ、サラリと、リズミカルに動かす感じです。まず最初は、両手を脚の動きと交互に振るのではなく、手のひらをそれぞれ脚の付け根や太ももあたりにつけたまま歩いてみてください。それだけでも、体内の水を回す感じが得られるはずです。

“モデル歩き”のように
「最初は、両手のひらを太ももあたりにつけたまま歩いてみる。体内の水を回す感じが得られるはずです」

「歩行もスウィングと同じ。不自然に直線的な動きをせず、回転する水のパワーを利用するイメージで行う。筋力だけを使って歩くより、体内の水を回す歩き方をすれば、疲れないし、リズムもよくなります」

GD なるほど。手を太ももにつけて歩くだけなのに、上体が揺れて、体内の水を回すイメージが生まれます。歩行がリズミカルになり、なんだか体が軽く感じるような気がしてきました。

篠塚 歩行もスウィングと同じ。不自然に直線的な動きをせず、水が自然に落ちてゆくような、回転する水のパワーを利用する。無駄に力んで筋力だけを使って歩くより、体内の水を回す歩き方をすれば、疲れないし、リズムもよくなり、体にもよくスコアも変わってきますよ。

水の流れを意識して歩く時松隆光プロ

週刊GDより

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