【イメージ力を鍛えよう】#4「初めてのコースは“仮想ラウンド”が必須です」
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打ちたい弾道をイメージしようにも、初めて行くコースでは、そもそもどんな弾道でどこを狙っていけばいいのか分からないことも多い。そこで、トップアマの金井俊輔さんは、必ず「仮想ラウンド」を行うようにしているという。
PHOTO/Takanori Miki THANKS/横浜CC
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かないしゅんすけ。相模湖CCで計6回のクラブチャンピオンを獲得したトップアマ。練習時間が少なく、練習に工夫を加え上達する
●CONTENTS●
#1 イメージすれば体は勝手に動く
#2 グリーンから逆算して考えよう
#3 弾道イメージを言葉にする
#4 “仮想ラウンド”で迷いを払拭
時間がないからこそイメージが大事
会社に勤めながら競技に出続ける金井俊輔さん。練習量が限られる中で結果を出すために、“仮想ラウンド”を大事にしているという。
「きっかけは、初めて行くコースがどんなものかとネットで調べたこと。ただの興味本位でした。でも調べてみると、HPにはコースレイアウトはもちろん、狙い目やOBの場所も書いてあって。そのとき、これを活用しない手はないと思いましたね。それ以来、ラウンド前日に、コースレイアウトを見ながら“仮想ラウンド”をするようになったんです。
ポイントは実際のラウンドをイメージしながらホールごとにメモを取っておくこと。メモといっても難しいことではなく、使う番手、狙い、OBなどの注意点の3つだけ。これをメモしておくだけでも、ラウンド当日に迷いがなくなり、いいイメージで臨むことができるんです。僕は“仮想ラウンド”がないと怖くて初めてのコースに行けないくらいです」
メモをするのは
「番手」「狙い」「注意点」の3つだけ
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(1)番手
1打目からグリーンへ乗るまでの使用番手を決めておく。パー5でも左右が狭いときなどは、迷わず刻んで3打目勝負をすることなどを明記しておけば、当日に迷うことがなくなる
(2)狙い
ティーショットからグリーンを狙うすべてのショットでどこを狙うかを書き込んでおけば、ブラインドホールなどでも迷いなくショットに集中できる
(3)注意点
左右のOBはもちろん、次の1打が狙いにくくなる地点や、嫌なライが残りそうな場所をあらかじめメモしておく。OKゾーンとNGゾーンが明確になり、マネジメントも組み立てやすい
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4つ折にしてスコアカードに挟む
仮想ラウンドのメモは、スコアカードに挟める程度の大きさにしておくと、本番のラウンドでもサッと取り出しやすい
月刊ゴルフダイジェスト2022年月号より