「シャローイング」を完全マスター! メカニズムから練習法まで、これさえ読めばすべて分かる
最高峰のPGAツアー選手をはじめ、渋野日向子など多くのトッププロが取り入れ、結果を出している「シャローイング」。強靭な体を持ったアスリートゴルファーだけが可能なスウィングと思われがちだが、我々一般ゴルファーでも、飛距離を伸ばし、かつ曲がらないショットを手に入れるためには有効な動き。では、そもそもどんな動きで、どうすれば身につけることができるのか。動画での練習法なども交え、吉田直樹コーチが分かりやすく解説!
シャローイングは決して新しい理論ではない
シャローイングは近年になって登場した理論と思われがちだが、実は往年の名手も自然に取り入れていた動き。いいスウィングをすれば結果的に“なる”ものだという。
- 軽くて長いデカヘッドドライバーでより遠くへ正確に飛ばすキーワード。近頃よく耳にするのは、「シャットフェース」、「ハンドファースト」、「シャローイング」。この3つをテーマに、日本とアメリカのスウィング事情に詳しい吉田直樹プロに聞いてみた。まずはシャローイングのホントとウソ。いままでちょっと誤解していたシャローイングの謎が解けるはずだ! TEXT/Toshiyuki Funayama PHOT……
取り入れるうえで最も注意すべきポイントとは?
正しく身につければ飛距離アップが望めるシャローイングだが、ただ形だけを取り入れようとするのは危険。ではどんなところに注意すればいいのか。
- 前回、飛距離アップの重要な要素のひとつ「シャローイング」について解説した。しかしシャローイングは、ボールが右に飛びやすい“諸刃の剣”でもある。この悩ましい問題を解決するのが「シャットフェース」。シャローイングと組み合わせることで、飛んで曲がらないスウィングが手に入る! TEXT/Toshiyuki Funayama PHOTO/Yasuo Masuda、Tadashi Anezaki TH……
クラブは“上から下”に振り下ろすものではない
ゴルフでは「ボールを叩く」という表現が使われるように、上から下にクラブを振り下ろすイメージが強いが、その意識が効率的なインパクトを阻害しているという。
- 流行りの「シャローイング」を正しく理解し、モノにするためのシリーズ特集。第1弾では、シャローイングの現象について説明し、第2弾ではシャローイングを実践するうえで重要な2つの要素「シャットフェース」と「ハンドファースト」を解説。そして今回の第3弾では、シャローイングを完成させるもうひとつのキーワード「上向きの力」について説明してもらった。 PHOTO/Yasuo Masuda、Tadashi……
“ヘッドが走る”力の使い方とは?
吉田直樹コーチのもとスウィング改造に取り組み、飛んで曲がらないスウィングを手に入れたという上井邦裕選手。改造のポイントは「力の出し方」だというが…。
- 飛ばしの最新テクニック「シャローイング」を極めるには、これまで常識とされていた「上から下」ではなく、「横から上」に振る必要があると前回説明した。では、どうすれば「横から上」に振ることができるのか。吉田直樹コーチの指導を受け調子を上げている上井邦裕プロを交え、その極意を教えてもらおう。 PHOTO/Hiroaki Arihara、Tadashi Anezaki、Blue Sky Photos……
こちらもチェック!
- 世間を騒がせたスウィング改造から10カ月。「スタンレーレディス」で2年ぶりの優勝を果たした渋野は、翌週の「TOTO」で7位タイ、3週間後の「三菱電機レディス」で再び優勝。来季の米女子ツアー出場をかけたQシリーズでも目標の20位に滑り込み、賛否あったスウィング改造の成功を結果で示してみせた。では、具体的にどこが変わったのか。我々も参考にして良いのか。プロコーチの阿河徹に解説してもらった。 P……
- アイアンはある程度飛ぶのに、ドライバーは思うように飛ばない。その原因はどこにあるのか。どうすればドライバーでも効率よく飛ばせるようになるのか。プロコーチの吉田直樹氏に話を聞いた。 PHOTO/Yasuo Masuda THANKS/高室池GC 解説/吉田直樹 よしだなおき。1978年生まれ。兵庫県出身。幼少期からアメリカで有名コーチの指導を受け……