【人気連載アーカイブ】ミナセの小部屋 Vol.34 「回転軸は左足」
1年で50ヤードも飛距離を伸ばした『ゴルル』メンバーの小澤美奈瀬が飛ばしの秘訣を伝授する本連載。今回は、クラブスピードを上げるための体の使い方のコツを教えてくれた。
PHOTO/Takanori Miki
左足を回転軸にする
飛距離を出すには、当然ですがクラブを速く振る必要があります。
でも、多くのみなさんは、一生懸命振っているつもりなのに、クラブスピードが上がりませんよね。その理由は、手や腕でクラブを速く振ろうとしているからです。
では、どうすればいいのか。それには大きな筋肉を使う、要するに体全体の回転でクラブを振ることが大切なんです。
体の回転を意識することは、全身の筋力を使うので速く振れますが、体の回転で打つ理由がもう1つあります。それは、体の回転につられて腕とクラブがムチのようにしなること。腕とクラブがしなればしなるほど、クラブを振るスピードは上がるんです。
ただ、体を回転させるとき、1つ注意してほしいことがあります。
それは、左足を回転軸にすることです。理由は、インパクトでボールを押し込める体勢が作れるからです。このとき回転を行う支点を、左股関節の上に置くと、よりスムーズに体を回転させることができます。
飛距離アップを目指しているアナタ、ぜひお試しくださいませ!
Point
左股関節の上で回転する
右足体重だと球に力が伝わらない
週刊ゴルフダイジェスト2020年8月25日号より