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【人気連載アーカイブ】ミナセの小部屋 Vol.34 「回転軸は左足」

1年で50ヤードも飛距離を伸ばした『ゴルル』メンバーの小澤美奈瀬が飛ばしの秘訣を伝授する本連載。今回は、クラブスピードを上げるための体の使い方のコツを教えてくれた。

PHOTO/Takanori Miki

小澤美奈瀬
おざわみなせ。1992年生まれ、愛知県名古屋市出身。小誌・美女ゴルフユニット『ゴルル』メンバー。現在、ミニツアーなどに参戦しながら、主に東京や名古屋などで飛距離アップのレッスンを行っている。USLPGAティーチングプロ

前回のお話はこちら

左足を回転軸にする

飛距離を出すには、当然ですがクラブを速く振る必要があります。

でも、多くのみなさんは、一生懸命振っているつもりなのに、クラブスピードが上がりませんよね。その理由は、手や腕でクラブを速く振ろうとしているからです。

では、どうすればいいのか。それには大きな筋肉を使う、要するに体全体の回転でクラブを振ることが大切なんです。


体の回転を意識することは、全身の筋力を使うので速く振れますが、体の回転で打つ理由がもう1つあります。それは、体の回転につられて腕とクラブがムチのようにしなること。腕とクラブがしなればしなるほど、クラブを振るスピードは上がるんです。

ただ、体を回転させるとき、1つ注意してほしいことがあります。

それは、左足を回転軸にすることです。理由は、インパクトでボールを押し込める体勢が作れるからです。このとき回転を行う支点を、左股関節の上に置くと、よりスムーズに体を回転させることができます。

飛距離アップを目指しているアナタ、ぜひお試しくださいませ!

Point
左股関節の上で回転する

左足にスウィング軸を作ると、体の回転スピードが上がりやすく、さらにインパクトでボールを押し込みやすくなる。さらに、手首をこねなくなるので、曲がりにくくなる。この時、左股関節を回すイメージを持つと、より体の回転イメージが湧きやすいという。

右足体重だと球に力が伝わらない

週刊ゴルフダイジェスト2020年8月25日号より