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【人気連載アーカイブ】ミナセの小部屋 Vol.33 「前傾キープのコツは、インパクトで腹筋をへこませる」

1年で50ヤードも飛距離を伸ばした『ゴルル』メンバーの小澤美奈瀬が飛ばしの秘訣を伝授する本連載。今回は、上体の起き上がりを防ぎ、前傾角度をキープするためのコツを教えてくれた。

PHOTO/Takanori Miki

小澤美奈瀬
おざわみなせ。1992年生まれ、愛知県名古屋市出身。小誌・美女ゴルフユニット『ゴルル』メンバー。現在、ミニツアーなどに参戦しながら、主に東京や名古屋などで飛距離アップのレッスンを行っている。USLPGAティーチングプロ

前回のお話はこちら

お腹をパンチされるイメージ!

今日はダウンスウィングで上体が起き上がる、いわゆるインパクトで前傾角度が保てない人への、イメージ作りを紹介します。

そもそもですが、アドレスの前傾角度を保ったまま振る理由ってわかりますか?  いくつかありますが、大きく分けて2つあります。ひとつは、インパクトでアドレスの再現をすることでボールが曲がりにくく、常に同じショットが打てること。

もうひとつは、ボールを押し込めるから飛距離が出せることです。だから、前傾角度を保って打つことは、スウィングにとって重要なポイントなんです。


そのために私がイメージしているのは、“胸でボールを見て打つ”です。胸でボールを見るイメージをすると、自然と腹筋が収縮し、実際はなりませんが前傾角度が深くなる意識が出てきます。

人によっては、背中を丸める、お腹をパンチされたイメージでもOK。前傾角度を深くするために、今までと違う自分に合ったイメージ作りをしてみると、いきなり飛んで曲がらない球が打てるようになりますよ!

Point
ダウンで胸がボールへ近づく意識を持つ

インパクトで上体が伸び上がるクセがある人は、ダウンから胸をボールへ近づけるイメージを持つといい。インパクトではヘッドの遠心力と拮抗しようとして上体が起きやすいため、ボールに近づくぐらいの意識でちょうどいい。

胸を下げる意識がないと遠心力で上体が起きる

週刊ゴルフダイジェスト2020年8月11日号より