【男子プロから“本物”を学ぶ】<木下稜介・後編>現代のクラブはフェードが合う。「ポイントは伸ばしたままの右腕にあり」
月刊ゴルフダイジェスト
35歳の木下稜介が最近になって飛距離を伸ばし「人生で一番飛んでいる」という。しかも本人的にはまだ“ノビシロ”がある成長過程だというから興味深い。これまでのゴルフの歩みとともに“ドライバー論”についてじっくりと語ってもらった。
TEXT/Yumiko Shigetomi PHOTO/Tadashi Anezaki THANKS/PXG大阪ドライビングレンジ

木下稜介 きのした・りょうすけ。1991年奈良県生まれ。大学4年時に「朝日杯日本学生」で優勝。翌14年プロデビュー。18年初シード。21年に初優勝からの2連勝を飾る。24年「ミズノOP」で3勝目を上げた。AKRacing所属
- 35歳の木下稜介が最近になって飛距離を伸ばし「人生で一番飛んでいる」という。しかも本人的にはまだ“ノビシロ”がある成長過程だというから興味深い。これまでのゴルフの歩みとともに“ドライバー論”についてじっくりと語ってもらった。 TEXT/Yumiko Shigetomi PHOTO/Tadashi Anezaki THANKS/PXG大阪ドライビングレンジ 木下稜介 きのした・りょう……
- 35歳の木下稜介が最近になって飛距離を伸ばし「人生で一番飛んでいる」という。しかも本人的にはまだ“ノビシロ”がある成長過程だというから興味深い。これまでのゴルフの歩みとともに“ドライバー論”についてじっくりと語ってもらった。 TEXT/Yumiko Shigetomi PHOTO/Tadashi Anezaki THANKS/PXG大阪ドライビングレンジ 木下稜介 きのした・りょう……
コスリ球ではない飛ぶフェードへ変更
24年の全英オープン後、山崎と出会う前に一度球筋をフェードに変えたが、実はそのときは上手くいかず断念した。
「カット軌道のコスリ球になってしまって飛距離が落ちて、諦めてドローに戻しました。それからはドローのまま山崎さんに教わって飛距離はどんどん伸びましたが、ドローがかかりにくくなったんです」
ヘッドスピードが上がったことでフェースを返しにくくなったということか?
「山崎さんに『そもそも現代のクラブはフェースが返りにくくてドローが打ちにくいから、フェードにしよう』と説得されました。それで今年の6月からまたフェードにトライしています。スウィング改造で軌道や打点が安定していたので、今回はアライメントを変えたりすることですんなりと球筋変更できています」

After(フェード) 腕を伸ばして下ろすとオンプレーンになり、手首を固めていることでフェースローテーションが減った
練習法
右手1本の“伸ばしたまま打つ”ハーフショットがおススメ
8Iでひじを曲げずに腕と体を同調させて打つ
右ひじを一度も曲げずに伸ばしたまま、体の回転で打つ。腕が体に近づくとリリースしないといけなくなり、難しい。なるべく大きなアークを意識して振ると上手くいく
リカバリー率も大幅アップ!
スウィング改造したらフェースにボールが乗るようになった
以前はスピンをかけようとしてボールを上からつぶすように、ヘッドを鋭角に下ろしていた。そのためヘッドの入り方やスピンのかかり方にバラつきがあった。ヘッドを低い位置から入れるようにしたらフェースにボールが乗り、スピン量と距離感が劇的に安定した
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月刊ゴルフダイジェスト2026年10月号より


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