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振り方は変えずに打点を変える!? 15歳でプロになった加藤金次郎の状況別アプローチ<前編>

最年少プロ転向に最年少ツアーVなど、次々と記録を更新し続ける現役高校生プロの加藤金次郎。 快進撃を支えているのがツアーでも屈指と言われるアプローチテクニックだ! 若さや勢いだけではない確固たる技術に裏付けされたそのテクニックの数々を本誌で初公開してくれた。 アマチュアにも真似できる技術の数々をどうぞ!

PHOTO/ARAKISHIN THANKS/品野台カントリークラブ

状況によって当てる場所を変えます

解説/加藤金次郎
かとうきんじろう。2010年生まれ。愛知県出身。昨年15歳139日でプロ転向し、今季はACNツアー『i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘』で最年少Vを達成。日々成長し続けるいま最も注目すべき若手プロ

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打点を変えて飛ばす距離を調整

GD まず初めにアプローチで大事にしていることを教えてください。

加藤 基本的にはシンプルに振ることを心がけています。例えば20ヤードくらいの花道からのアプローチでエッジからピンまで距離がある状況であれば、スクエアに立ってフェース面もほぼスクエアに構えます。ただ振るスピードに関しては等速になるように意識しています。速くても遅くてもいいんですが、インパクトで急激に速めたり、遅く振ったりすることはありません。

GD なるべくシンプルということでしょうか。

加藤 はい、そうです。基本的には構えたロフト通りに打つこと。だから低い球を打ちたいならボール位置は右に、高さを出したいときはボール位置を左に置きます。

GD 振り方は基本的には変えないということですね。

加藤 そうです。あとは打点を変えることでボールの飛び方を変えています。

GD 打点を変えるとは?

加藤 基本的には芯で打つのが最もボールが飛びます。だから飛ばしたくないときやライが悪いときなんかは意図的に打点をズラして当てています。

GD 例えば?

加藤 ボールの勢いを抑えたいときや、ディボット跡にボールがハマったときなんかはトウ側に当てますし、ラフでボールが少し浮いているような状況ではトウ側上めにわざと当てる打ち方を使ったりします。

Point 1
芯から遠く当てるほど飛ばなくなる

ピンが近くてボールの勢いを抑えたいときや、ライが悪いときなどは、意図的に芯を外して打つ。打ち方を変えずにヒットする箇所を変えるだけでボールが飛ぶ距離を調整できるのでアプローチの精度は上がる。

Point 2
最初のマイナーチェンジはボール位置

球筋を変えたいときに最初にやるべきことはボール位置。低い球の時は右に、高い球の時は左に置いて、基本的に打ち方は変えない。これに打点を変える方法を加えるとさらに球筋、球質のバリエーションは増える。

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週刊ゴルフダイジェスト2026年9月29日・10月6日合併号より