【6Iを武器にする】#2 「高い位置に大きく振り抜いてください」
月刊ゴルフダイジェスト
より早く上達を目指すなら、キーとなる“6番アイアン”を徹底的に鍛えるのが一番の近道。秋のベストシーズンに向けて、今回は“6I”の振り方や効果的なドリルについて教えてもらおう。
TEXT/Daisei Sugawara PHOTO/Takanori Miki、Shinji Osawa、Takaaki Miura THANKS/高松グランドカントリークラブ、TGX YOKOHAMA TOYO SPORTS GOLF、東名カントリークラブ

松浦葵 まつうら・あおい。2005年生まれ。高校卒業から南プロに師事する。今年のプロテスト合格を目指し奮闘中
- 神奈川を代表するアマチュアの2人は楽しみながら長いアイアンの高さを出す練習をしたという。話を聞くとそれぞれに適正な“高さ”を出すためのキーワードがあった。 TEXT/Daisei Sugawara PHOTO/Takanori Miki、Shinji Osawa、Takaaki Miura THANKS/高松グランドカントリークラブ、TGX YOKOHAMA TOYO SPORTS GOL……
- UTが増え「6Iは難しい。無理して打たなくていい」と考える人も多いが、実はギアの視点で見ると6Iはアマチュアが打ちこなせる“絶妙な限界線”に位置する番手とクラブ設計家の松吉氏。なぜ打てるのか、そしてなぜ打ちづらく感じるのか、そのメカニズムを解説する。 TEXT/Daisei Sugawara PHOTO/Takanori Miki、Shinji Osawa、Takaaki Miura TH……
- 結局のところ、スコアがいい人はアイアンの精度が高いもの。となれば、私たちがやるべきことは明確です。より早く上達を目指すなら、キーとなる“6番アイアン”を徹底的に鍛えるのが一番の近道。秋のベストシーズンに向けて、今からしっかり“6I”を究めましょう! TEXT/Daisei Sugawara PHOTO/Takanori Miki、Shinji Osawa、Takaaki Miura THA……
フォローの大きさが球を上げるコツ
ダウンブローをマスターする過程で必ずぶち当たるのが「打ち込んで終わり問題」。とにかく上から打てば球が上がると思うのは間違いで、とくに現代のボールはロースピンなので、ドライバーで400Y飛ばすハードヒッターでない限り、この理屈は通用しない。
「自分で明確に高く振り抜こうという意識でスウィングします」と、南プロ。つまり、クラブ機能に頼らず自分で「上げにいく」ということ。ただしこれは、右重心のアッパー軌道で球を上げようとする「すくい打ち」とはまったく違う。
「『打ち込んで終わり』は、言ってみればフォロー、フィニッシュが低く縮こまったスウィング。高い位置に大きく振り抜いてください」

体から離れるくらい腕は遠くに振る
終始わきを締めたままだとスウィングが横振りになり、高く振り抜けない。フォローでは体と腕を分離(わき締めを解除)して、できるだけ高い位置に振っていく
「球はロフトが上げるもの」は忘れて!
ダウンブローは上から打つだけではダメで、その後高く大きくクラブを振り抜かないと球は上がらない。球の高さをロフトだけに頼るのは限界がある


大前提として左足体重は絶対です!
ダウンブロー(=最下点より手前で打つ)に絶対に必要なのは、しっかり左足に体重を乗せて軸(=最下点)を左にずらすこと。高く振り抜くのはこれをクリアしたうえでのこと


背中より前に腕を振っていく!
前傾した背中より後ろには「空間が存在しない」ものとして、それより前に腕を振っていく。フォローはおよそ左肩の方向。横(背中側)に振ると腰が開きスライスや引っかけになる
クラブの重さを感じることが大事
アイアン最大のコツはダウンブロー、そのダウンブローに必須なのが切り返し以降の「左足への踏み込み」だ。ここからは松浦葵さんに、左足に体重を乗せて打つための練習法を解説してもらう。
「手先でクラブを操作するのが一番よくないので、クラブを2本持って素振りをするのがおすすめです。重いので、しっかり左に踏み込んでからでないと下ろせないし、重さを感じることでヘッドが正しい軌道を通っているかもチェックしやすいです。
もうひとつおすすめなのが、左足上がりでの素振りです。傾斜なりに立って振るのではなく、高いほうの左足に体重を乗せていきながら振ります。私はダウンスウィングで右足を左足に寄せていく感覚で振っていて、そのときに右太ももの裏に張りを感じるかどうかをチェックポイントにしています」(松浦さん)
Drill 01
クラブ2本素振り

クラブを2本にすることで、クラブの重さを感じながら振れる。手先だけでは振ることができないので、自然に体全体の力を使うようになり、切り返しでも確実に左に踏み込める
Point
大きなスウィングでゆっくり振る

通常よりもゆっくりのスピードで大きく振ることで、クラブの位置やヘッドが通るべき軌道なども感じ取りやすくなり上から打つ感覚が身につく
Drill 02
左足1本打ち

右足を引き、ほぼ全体重を左足に乗せて打つ。できる人は完全に左足1本で立ってもいい。絶対に右体重にならないので左足に体重を乗せたインパクト〜フォローの感覚がわかる
葵おすすめドリル
左足上がり素振り

左足1本打ちドリルのとき以外でも実際に球を打つときはアドレス後に頭の位置を変えずに首を回して見るようにしよう。頭の位置を上げるとインパクト以降が横振りになりやすく、首を右にかしげると右体重になりやすい
ダウンスウィング以降右足を左足に寄せていく
高くなっている左足サイドに体重を乗せるには右足を蹴る力が絶対的に必要。インパクト以降「右足を左足に寄せていく意識」だという


太もも裏に張りを感じて!
「お尻が下がると左足に乗れていない証拠」と松浦さん。尻を上げるために太もも裏の筋肉を意識して使っている
- 神奈川を代表するアマチュアの2人は楽しみながら長いアイアンの高さを出す練習をしたという。話を聞くとそれぞれに適正な“高さ”を出すためのキーワードがあった。 TEXT/Daisei Sugawara PHOTO/Takanori Miki、Shinji Osawa、Takaaki Miura THANKS/高松グランドカントリークラブ、TGX YOKOHAMA TOYO SPORTS GOL……
- UTが増え「6Iは難しい。無理して打たなくていい」と考える人も多いが、実はギアの視点で見ると6Iはアマチュアが打ちこなせる“絶妙な限界線”に位置する番手とクラブ設計家の松吉氏。なぜ打てるのか、そしてなぜ打ちづらく感じるのか、そのメカニズムを解説する。 TEXT/Daisei Sugawara PHOTO/Takanori Miki、Shinji Osawa、Takaaki Miura TH……
- 結局のところ、スコアがいい人はアイアンの精度が高いもの。となれば、私たちがやるべきことは明確です。より早く上達を目指すなら、キーとなる“6番アイアン”を徹底的に鍛えるのが一番の近道。秋のベストシーズンに向けて、今からしっかり“6I”を究めましょう! TEXT/Daisei Sugawara PHOTO/Takanori Miki、Shinji Osawa、Takaaki Miura THA……
月刊ゴルフダイジェスト2026年10月号より


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