塩ビパイプを真っすぐ投げられる? ドライバーの飛びが一変する“遠心力”の使い方【林由寿の伸びしろ覚醒レッスン】<後編>
週刊ゴルフダイジェスト
ドライバーはそこそこ飛ぶのに、アイアンがイマイチ飛ばない! 長年のスライスで球のつかまえ方がわからない! そんなゴルファーの共通点は、クラブの遠心力を使えていないこと。ゴルファーの“伸びしろ”を力に変え続けて20年。ちょっとほかではお目にかかれない林流レッスンをお届けします! コロコロの芯で一発解決! コロコロクリーナーの芯 コロコロの芯であなたの伸びしろ伸ばします!
PHOPHOTO/Yasuo Masuda THANKS/季美の森GC


解説/ 林由寿プロ
1973年、千葉県出身。 林由郎を祖父に持つ3代目。 ジャンボや青木にも教えた由郎のワザを令和に伝える。 20年間で5000回以上のラウンドレッスンの経験から、レベルを問わず上達させるティーチング界の鉄人
>>前編はこちら
- ドライバーはそこそこ飛ぶのに、アイアンがイマイチ飛ばない! 長年のスライスで球のつかまえ方がわからない! そんなゴルファーの共通点は、クラブの遠心力を使えていないこと。ゴルファーの“伸びしろ”を力に変え続けて20年。ちょっとほかではお目にかかれない林流レッスンをお届けします! PHOPHOTO/Yasuo Masuda THANKS/季美の森GC 解……
【ここが伸びしろ】ドライバーの飛距離アップ
飛ばしたいなら遠心力アップが近道
GD 次の伸びしろは、何だと思いますか?
林 やっぱりドライバーの飛距離アップでしょうね。
GD ヘッドスピードの割に飛ばないゴルファーは大勢います。
林 そういう方にも、遠心力を上手く使う方法を教えています。
GD どんな練習ですか?
林 塩ビパイプの素振り棒をスウィングして放り投げるんです。
GD これはまたユニークな練習ですね。
林 これまで大勢の方に投げてもらいましたが、もう全員、左方向に投げてしまいますね。 背中方向やちょっと後ろに投げてしまう方もいました。
GD そうなんですか!
林 インパクトで力を入れると、必ず左に飛ぶんです。 体の回転と腕の動きをシンクロさせると真っすぐ飛ばせます。 これが遠心力を利用して飛ばす感覚で、この感覚をつかむと、ドライバーがもっと飛ぶようになります。
Step1
ドライバーが飛ぶようになる
「パイプ投げドリル」
塩ビパイプを投げて体と腕をシンクロさせる
「ボールを打つときのようにスウィングして、塩ビパイプを飛球線方向に投げます。 腕の力で飛ばそうとすると、パイプは必ず左に飛んでしまいます。 体と腕の動きをシンクロさせて、スウィングによって発生した遠心力を利用して投げると、パイプを真っすぐ飛ばせます」

Step1
長尺パターのように持ってパイプを投げる

長尺パターを持つイメージで、グリップエンドが胸の前にくるように構える。この構えだと、体と腕が一体化されるので、飛球線方向に投げる感覚をつかみやすい
Step2
ドライバーのように持ってパイプを投げる

ステップ1で覚えた、体と腕がシンクロする感覚を生かして振る。 大きなスウィングアークから生み出される遠心力を使って、パイプを真っすぐ、遠くまで飛ばす
※周りの安全に十分に配慮して行っています
【ここが伸びしろ】ガンコなスライスを直す
「シャットフェースでスウィングする感覚」
林 次の伸びしろは、スライスの克服です。
GD 球のつかまえ方がわからないゴルファーは本当に多い!
林 そうなんです。 そういう方には、コロコロの芯を右手に持って、シャットフェースを体験してもらいます。
GD シャットフェース?
林 そうです。 スライサーはフェースを閉じる動きが苦手なので、フェースを閉じた状態でダウンスウィングして、フェースを閉じた状態でインパクトする感覚を覚えてもらいます。そうすると、球をつかまえる感覚が少しずつわかってきます。
GD なるほど。 シャットフェースで振る感覚が、スライスを克服する特効薬なんですね。
球がつかまる シャット! シャット! シャット! ドリル
フェースを下に向けてシャットフェースを覚える
「ハーフウェイダウンで動きを止めて、シャフトを左に回して、フェースを下に向ける動きを3回繰り返します。シャットフェースになる左手甲の向きを覚えてから、シャットフェースのままボールを打ちます」

Point 1
左手を掌屈させるとフェースが閉じる

「右手でコロコロの芯を持つと、左手の甲の向きを変えるだけで、シャフトが回転してフェースの向きが変わります。 左手を背屈させるとフェースが開き、掌屈させるとフェースが閉じます。 そのため、フェースを閉じてスウィングする感覚を覚えることができます」
【ここが伸びしろ】 シャンクを直す
「コロコロの芯がクラブの芯をエスコート」
GD 最後の伸びしろは、シャンクの克服ですか!
林 フェード系ゴルファーはヒールでヒットする傾向があるので、わずかに打点がズレただけで、シャンクしてしまうことがありますよね。
GD 確かに、そうです。
林 そんなシャンク癖を直すのも、コロコロの芯が効果的です。 ヒールに当たるとコロコロの芯がジャマになるので、フェースの真ん中で打つ感覚がわかってきますよ。
GD なるほど。 コロコロの芯ひとつで、本当にいろんな練習ができるんですね。

シャンク解決法
コロコロの芯を付けてボールを打つ

「インパクトで手元が浮いたり、上体が前に突っ込むと、クラブが前に出てシャンクが起こります。 そのため、コロコロの芯に触れないようにボールを打つことで、フェースの真ん中でヒットする感覚がわかってきます」
週刊ゴルフダイジェスト2026年8月11日号より


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