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【注目女子プロ密着】渋野日向子のゴルフ②。ぐにゃぐにゃシャフトで高弾道ショットが身についた

ツアーで活躍する選手になるためには、どんな状況でも対応できる球を打てるようにならないといけない。高弾道ショットもそのひとつ。少し変わったクラブで練習しているようだ。渋野日向子プロに聞いた。

渋野日向子 しぶのひなこ。1998年11月15日生まれ、岡山県出身。岡山県作陽高等学校を卒業後、2度目のプロテストとなる2018年の夏に合格。メジャー大会「ワールドレディスサロンパスカップ」でツアー初優勝を遂げた黄金世代の1人

【解説】青木翔コーチ
あおきしょう。1983年生まれ、福岡県出身。大学卒業後ツアープロを目指すも、改めて自分を見つめ直したことをキッカケに27歳でティーチングの道を志す。現在、渋野日向子をはじめ、日本アマ優勝後プロ入りした飛ばし屋の亀代順哉や超有望なジュニアゴルファーを数多く育成している、いまもっとも注目のティーチングプロ

シャフトのしなりで打ち出しを確保

GD そのシャフト、メチャしなってませんか?

渋野 練習用の超やわらかシャフトなんです。

フジクラの「MCI K-StickⅢ」という特別に軟らかい練習用シャフトに、ヘッドは現在使用する同型の8番アイアンのモノで練習をしている

GD タイミングよく打つ練習もするんですね。

渋野 違うんですよ。これを振る目的はシャフトの動きを利用して、打ち出しを高くするスウィングを身につけるためです。もう一年以上使ってます。

青木 ハードなシャフトで筋力に頼って打っていたんですが、クラブの性能を上手く利用して楽にボールを飛ばすスウィングを覚えてもらうために取り入れたんです。

渋野 硬いグリーンでもミドルアイアンでピタッと止められる球が打てるようになったことも、優勝につながったんじゃないかなって思います。

【シブ子ポイント】 タイミングの練習ではなくシャフトの動きを覚える

一般的には、打ち急ぎなどを矯正し、タイミングをつかむために使用される。渋野の場合は、シャフトのしなりを生かして振る感覚を身につけるために、今でもトーナメント会場で必ず行っている。

【シブ子ポイント】 クラブにもひと工夫! スペックダウンさせクラブの特性を生かした

ドライバーのシャフトは60グラム台の「S」から50グラム台の「スピーダーエボリューションV 569」の「SR」に変更。アイアンは80グラム台の「MCI」の(R)にスペックダウン。腕力ではなくクラブの力を利用して打つという狙いがある。

青木プロのコーチングポイント

クラブに仕事させる効率いい打ち方を伝えた

自分から見てインパクトで「逆C」にシャフトがしなることで、クラブが勝手にボールを上げてくれる。腕力に頼った強いハンドファーストではなく、ダウンでヘッドをリリースさせる動きを教えた。

「力任せのスウィングは限界があります」(青木コーチ)

松山も! 石川も! シブ子も! やっている軟らかシャフトの練習クラブ

グラファイトデザインと月刊GDがコラボして販売を開始した「ツアーAD lesson」。「ツアープロやレッスンプロだけに供給していたので、一般販売はしていません。」(グラファイトデザイン 高橋雅也氏)

というように簡単に手に入らなかった超レア物。ゴルフダイジェスト通販サイト「ゴルフポケット」で売り出し当初から完売続き。再販を重ね、今回やっと予約受付ができる準備が整った練習器具です。

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渋野日向子のゴルフ完全解剖③に続く

PHOTO/ARAKISHIN、Shinji Osawa、Hiroyuki Okazawa

週刊GD2019年6月18日号より