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【通勤GD】芹澤信雄「1番ホールの木の下で…」Vol.38  “ミスの対処療法よりも土台作り”があるとゴルフは強い ゴルフダイジェストWEB

GDライブラリ
2019.07.10

チーム芹澤のオフの合宿は、単なる練習だけでなく、シーズン中になかなかできないスポンサーとの仕事も盛りだくさん。それらをきっちりこなし、スポンサーにとって価値ある選手であることは、プロスポーツ選手としてもとても大事なことだと芹澤プロは考える。

ティアップして練習したほうが土台が身につく

ハワイに行って行う合宿はあまりハードなトレーニングはやらず、球打ちとラウンド中心です。開幕が近い女子プロたちは、ぼくたちよりも実戦に近い練習になりますが、藤田君、宮本君、上井君らは、アジアの試合などに出場しながらコンディションを整えていくので、あまりペースは上げないのが通例です。

とはいえ、オフの時期にどれだけ実のある練習をできるかは、今シーズンの成績を大きく左右しますので、決して手を抜きません。すぐに結果を出さなくていい分、じっくりではありますが、自分の問題点や改善したい点としっかり向き合って練習を重ねます。

その内容は、実はかなり基礎的なものが中心。ある程度の時間をかけられるのであれば、今目に見えている問題点に対して対処療法的な改善をするよりも、基本に立ち返って土台をしっかりと作り直すような練習に取り組む方が、効果は大きいのです。

これはアマチュアの場合も同じです。ドライバーがスライスするからと言ってスライスの特効薬のような練習をするのではなく、基本中の基本であるハーフスウィングや素振りなどをじっくりやることで、スウィングの土台が安定します。

こういう練習は得てして単調なので、つい集中力を欠いて「やってるだけ」と形をなぞるような練習になりがちですが、それは本当にもったいない。単調な練習ほど、細部に注意を払って“ごまかし”のない練習をしましょう。

とくに、普通の練習場で球を打つ場合は、人工芝のマットにミスをごまかされないよう、ティアップして練習してほしいですね。

アイアンでティアップして球を打つ練習は、チーム芹澤の基本中の基本。ベテランの藤田君でさえ、迷ったときには高いティアップでフェードを打つ練習をして基本を確認していますよ。

それ以外にもティアップして打つ練習はメリットがたくさん。アカデミーでやっているティアップ練習を2つほど紹介しますので、機会があればやってみてください。

【通勤GD・今日のポイント】ティアップ練習法が基本中の基本

【ドリル1】 3Wでティアップして打つ

3Wを高いティアップで打つ練習は、「レベルスウィング」を身に着けるのに有効。腰を水平回転させるイメージで、ゆるやかな入射角でボールを横からとらえよう。

高くティアップしたボールを打つほうが人工マットのボールを直接打つよりも練習になる

チーム芹澤のゴルフアカデミーヘッドコーチ高田順史プロ

【ドリル2】 超ハイティアップして打つ

ボールを腰の高さくらいにティアップし、短いクラブで打つ練習は、手先に頼らず、両肩と腕の三角形をキープしてスウィングする感覚が身につく。とくに方向性アップに効果大。

月刊GDより