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【人気連載アーカイブ】ミナセの小部屋 Vol.1 「全速力で“静”から“動”へ」

週刊GDガールズユニット「ゴルル」のメンバーでありながら、ティーチングプロとしても活躍する小澤美奈瀬。1年で飛距離がなんと50Yも伸びたという彼女に、飛距離UPのヒミツを教えてもらおう!

PHOTO/Takanori Miki

小澤美奈瀬
おざわみなせ。1992年生まれ、愛知県名古屋市出身。弊誌・美女ゴルフユニット『ゴルル』メンバー。現在、ミニツアーなどに参戦しながら、主に東京や名古屋などで飛距離アップのレッスンを行っている。USLPGAティーチングプロ。

こんにちは、小澤美奈瀬です。今回から、私が1年間でドライバーの飛距離が50Y伸びたヒミツをみなさんにお伝えしていきます。

さっそく1回目のお話を始めますね。実は数年前、私は体を故障していました。その原因は、型にハメたスウィング作りをしていたからです。当時の私は、手首やひじ、肩などあらゆる部位を固めて機械的で窮屈なスウィングを作り上げていました。

だって、ロボットのように振れればスウィングの再現性が高く、曲がらず飛ばせると思うじゃないですか、フツーは。でも、飛距離は出ないし曲がる……。

さらに柔軟性のない動きは体への負荷が大きく無理がかかっていたため、関節が壊れ、半年ほどクラブが振れない身体になってしまいました。これがキッカケで「スウィングとは何か?」と本気で考え始めたんです。

そこでまず取り組んだのが、テークバックの動かし方でした。みなさんは打つ直前にアレコレ考えてませんか。それではヘッドがスムーズに動くはずがありません。テークバックは、100m走のスタートダッシュのように勢いよく振り上げるんです。

勢いよく上げればクラブスピードが出るので、遠心力が発生して勝手にヘッド軌道が安定する。すなわち、飛んで曲がらないショットが打てるようになるんです。いつもと違うことへのチャレンジを恐れず、私を信じて、一緒にスタートダッシュしていきましょう!

Vol.2に続く

  • 1年で50Yも飛距離を伸ばしたという小澤美奈瀬。ティーチングプロでもある彼女自身が飛ぶようになった秘訣をお伝えする当連載。今回のテーマは「テークバック」。コツはわき腹の使い方にあるというのだが……。 PHOTO/Takanori Miki 小澤美奈瀬おざわみなせ。1992年生まれ、愛知県名古屋市出身。弊誌・美女ゴルフユニット『ゴルル』メンバー。現在、ミニツアーなどに参戦しな……

週刊ゴルフダイジェスト2019年5月7日・14日合併号より