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【ゴルフの急所SP】#2「持ち球を見極め、それを磨き抜くことが重要」

QTトップ通過を果たした砂川公佑に、師匠である寺西明が教えたことのひとつが、「持ち球」を大切にすること。砂川が持ち球のドローを磨くために意識してきたポイントとは?

PHOTO/Hiroaki Arihara ILLUST/Wakana Satou THANKS/美奈木ゴルフ倶楽部

寺西 明(右) てらにし・あきら。1966年生まれ。兵庫県出身。16年からシニアツアーに参戦。20年「日本シニアオープン」を制し、同年の賞金王に輝く
砂川公佑(左) すながわ・こうすけ。1998年生まれ。兵庫県出身。大阪学院大ゴルフ部出身。19年「日本学生」と「朝日杯」を制し、20年にプロ転向。23年ファイナルQTで優勝し、24年はレギュラーツアーにフル参戦する

気持ちよく曲げられる球が
自分の持ち球

多くのゴルファーは真っすぐの球を打とうと必死になっているが「完全なストレートボールはプロでも難しい」と寺西は言う。

「プロは誰も真っすぐの球を打とうとしません。完全なストレートを打とうとするとほんの少しのミスで右にも左にも曲がる危険があります。どちらに曲がるか分からない。そんな球は怖くて使えません」(寺西)

左右に曲げてみて、自分がやりやすいのはどちらなのかを見極めてみよう。自分が気持ちよく曲げられる球が自分の持ち球だ。初めは極端に大きく曲げてみて、徐々に曲げ幅を小さくしていく。

「この軌道で振っていけば曲がりを抑えられるんだなという、球が曲がるメカニズムを理解することが大切。それを続けていくことでボールをコントロールする力が磨かれていきます」(寺西)


ドローのポイント1
ドローが打ちやすいアドレスを作る

フェースを目標に向けたまま、右足を少し引いてスタンスを右に向ける。右つま先も少し開いている。このスタンスどおりの軌道で振ると、ドローが打ちやすい

ドローのポイント2
ボールを右から見るイメージ

調子が悪いときはアドレスで体重が右にかかり、ボールを上からとらえようという意識になっていることが多いという。「アドレスで体重を若干左に多くかけておきつつ、ボールを右から見るようなイメージを持っています」(砂川)

ドローのポイント3
ダウンで右股関節を目標方向に押し込む

ダウンスウィングで右股関節を目標方向へ押し込むようにすると、自然にクラブが後ろに倒れ、クラブの軌道がインサイドアウトになる

ドローのポイント4
右ひじを曲げたまま下ろしてくる

トップで右手のひらが上を向くように、右腕全体を外旋させながら上げる。ダウンスウィングは下半身の動きに連動して腕も下りてくるが、右ひじが伸びてしまうと右肩が前に出てカット軌道になりやすいので、インパクトまで曲げたまま下ろしてこよう

砂川公佑のお手本スウィング

下半身を先行させて腕をゆっくり下ろす
クラブをインサイドから下ろしたいので、ダウンスウィングで下半身の動きを先行させて、腕をゆっくり下ろしてくる。急ぐと体が開きやすくなってしまう

>>バーディを取るために徹底的に練習する内容とは?

  • QTトップ通過を果たした砂川公佑が、師匠である寺西明から教わったこと、最後は具体的なコース攻略のプランニング法と、重圧に打ち勝つための徹底した準備について。 PHOTO/Hiroaki Arihara ILLUST/Wakana Satou THANKS/美奈木ゴルフ倶楽部 寺西 明(左) てらにし・あきら。1966年生まれ。兵庫県出身。16年からシニアツアーに参戦。20年「……

月刊ゴルフダイジェスト2024年5月号より