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【飛ばし】HS40m/sが一番飛ばせる約3度のアッパー軌道。女子プロのような超効率的インパクトを手に入れよう(その2)

目澤秀憲プロが説明してくれたような約3度のアッパー軌道で飛ばしている女子プロに、効率の良いインパクトを作るためのコツを聞いてみた。青木瀬令奈プロと稲見萌寧プロからヒントをもらって、超効率的インパクトを手に入れよう。

【解説】青木瀬令奈
1993年生まれ群馬県出身。17年のヨネックスレディスでツアー初優勝。153センチと小柄ながらツアーの第一線で活躍している

【解説】稲見萌寧
1999年生まれ東京都出身。センチュリー21レディスで初優勝を挙げた。QTランク103位だが、限られた試合で結果を残した

右肩を前に出さずハイティアップ by青木瀬令奈

小柄な青木瀬令奈プロが高打ち出しを確保するために行なっているのがハイティアップだ。下からあおらずに理想的なアッパー軌道で振りやすいという。

青木 ポイントは右肩が前に出ないように振ることです。ティアップを高くして、ボール位置が左にくれば自然に右肩が下がったアドレスになります。その状態でインパクトをすればヘッドを上昇させながらボールをヒットすることができます。

青木 つまり、ティの高さだけで軌道は作れるということ。手でアッパーに振ろうとすると過剰にあおって、クラブが寝る原因になりますし、ボールに当てにいくと今度は右肩が前に出て上からヘッドが入ってしまいます。上昇させながらヒットするコツはとにかく最下点をしっかり意識すること。そこを通過しながらインパクトすれば理想的なアッパー軌道になるはずです。

手先の動きではなく、体全体を使うことで、結果、打点のズレも抑えられるというわけだ。

【ポイント①】打った後一歩前に出る感覚

アッパー軌道で振ろうとして過剰に下からあおってしまう人は打ち終わった後に1歩右足を踏み出してみよう。体の右サイドに体重が残らないのであおり打ちを防ぐことができる。

【ポイント②】体の軸を中心に保ち体を入れ替える

横の動きを意識すると体が流れてアッパー軌道が作れない。体自体の動きのイメージは縦。瓦割りをするイメージで、左右に腰を切ると上体が浮いたり、前に出る動きが抑えられる。

【ポイント③】打点は左右にズレなければOK

軌道が安定すると打点が横にズレることがなくなる。左右にズレるとフェース面が当たり負けをして向きが変わるが縦のズレなら問題はない。

「アッパー軌道が安定すると、打点の横ブレが消えて、ブレても縦方向だけになります」

ヒールアップは切り返しのスイッチ by稲見萌寧

アッパー軌道を意識するとどうしてもフェースの下目に当たって薄い当たりにしかならないと悩むアマチュアに、稲見萌寧プロがアドバイスしてくれたのは左足の踏み込みだ。

稲見 アッパー軌道は手で作るものではなく下半身で作るもの。アッパー軌道を意識すると右サイドに体重が残りすぎてしまう。これは私も同じなんです。だから私は、左にしっかり踏み込むことで防いでいます。注意点は、上半身は右に残すイメージで、下半身だけ左に踏み込むことです。

左足をヒールアップさせると左に踏み込む動きがしやすくなると言う。

稲見 トップで左足かかとを上げて、踏み込んでからダウンスウィングをします。下半身から動かすことで、上半身が引っ張られるので、自然と軌道は安定します。ここで体が左に突っ込まなければ、ボールの手前に軌道の最下点ができてアッパー軌道になります。

【ポイント①】上半身は残しておく

左足で踏み込みながらダウンスウィングをするときに上半身は右サイドに残しておくことで、軌道の最下点がボールの手前になる。

「上半身は右に残して踏み込みます。突っ込むのはダメ」

【ポイント②】トウ寄りで構えて、腰の前にスペースを作っておく

アドレスでトウ気味にボールをセットしておくと、腰の前にスペースができるため、インパクトからフォローにかけてヘッドを加速させやすい。近くに立つと詰まりやすくなる。

フェースの真ん中に当てる感覚だと、体のスペースが広く使える

軌道はめちゃくちゃ意識してます

稲見 軌道を安定させることは普段の練習から意識しています。ボールやティペグなどの障害物を置いて、徹底的にヘッドの動きを矯正。とくに始動で上手く動かせなかったらその後の動きは良くなるはずがないです。

「わざと障害物を置いて、始動とインパクトの練習することもやっています」

週刊GD2019年9月3日号より

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