【人気連載アーカイブ】ミナセの小部屋 Vol.12「バックスウィングは“肩を回す”のではなく“左肩を下げる”」
1年で50ヤードも飛距離を伸ばした『ゴルル』メンバーの小澤美奈瀬が飛ばしの秘訣を伝授する本連載。今回のテーマは、大きなトップを作ろうとする際の注意点について。
PHOTO/Takanori Miki
左肩を下げるようにテークバック
前傾角度がキープできます
よく、テークバックで“肩を回す”という言葉を聞くかと思います。トップで肩の入りが浅いと「深く肩を回せ」などと言われた人もたくさんいるかと思いますが、私もそうでした。
でも、深く肩を回そうとすると、トップで右へスウェイして、上体が起き上がってしまいがち。このまま振ると、上体が起き上がった状態で、インパクトするわけですから、ボールにパワーが伝えられるはずもありません。
そこでテークバックの肩の動かし方を変えることにしました。いままで通り肩を回すと、上体が起き上がるので、左肩を回すというより下げるイメージに変えました。すると、重心が下がり下半身が安定して、前傾角度をキープしたまま振れるようになったんです。
インパクトでボールを横からグッと力強く押し込む感覚も出せるようになったので、一気に飛距離が伸びました。
はじめはボールの見え方やイメージがかなり変わるので怖いかもしれませんが、勇気を持って左肩を下げてみてくださいね!
Point1
テークバックは左肩を下げるイメージ
Point 2
腹斜筋を伸び縮みさせて素振り
週刊ゴルフダイジェスト2019年10月22日号より