情熱と人柄で日本ゴルフ界を牽引 陳清波氏を偲ぶ「お別れの会」が3月17日に都内で開催

1月14日に93歳で逝去したプロゴルファー・陳清波氏を偲ぶ「お別れの会」が3月17日に執り行われる。

1931年に台湾・淡水で生まれ、1959年に日本に拠点を移すと、その年の日本オープンを制し一躍その名を轟かせ、マスターズ6年連続予選通過など、世界でも活躍した陳清波氏。1978年に日本国籍を取得し、シニアツアーでも活躍する傍ら、自身の経験をもとに積み上げた理論を惜しみなく開陳、その情熱と人柄で日本ゴルフ界の発展に多大なる貢献を果たした。
このたび、氏の在りし日を偲ぶ「お別れの会」が、3月17日に都内にて執り行われる運びとなった。日本プロゴルフ殿堂理事長の松井功氏が実行委員長を務める。日時・場所は下記の通り。
■日時
2025年3月17日(月)13時~14時(受付13時より)
■場所
東京會舘・丸の内本館 7階「マグノリア」
東京都千代田区丸の内3丁目2-1
<ご注意事項>
●当日は献花のご案内のみをさせていただきます。
●開式直後は混雑が予想されるため、可能な方はお時間をずらしてお越しいただければ幸いです。
●喪服ではなく平服にてお越しくださいますようお願い申し上げます。
●誠に勝手ながら、ご香典・ご供物の儀はご辞退申し上げます。
●当日はお名刺またはご記帳にて受付させていただきます。
参会希望者は、下記のフォームから申し込みが必要となります。
申し込み締切:3月7日(金)
※お申し込みがない場合は当日ご参列いただけませんのでご了承ください。
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