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【プロスペック番外編】浅重心ヘッドにベンタスブラック、アイアンは4番から! 馬場咲希の14本

プロの14本のクラブセッティングと、それらのクラブを選んだプロのこだわりを紹介する連載「プロスペック」。今回は番外編として、全米女子アマを制した注目のアマチュア・馬場咲希のセッティングに注目。

PHOTO/Shinji Osawa(クラブ)、Hiroyuki Tanaka(ポートレート)

馬場咲希……2005年4月生まれ。東京都日野市出身。代々木高校2年。身長175センチ。2022年5月、関東女子アマ優勝、ブリヂストンレディスでベストアマ、8月の全米女子アマで優勝

高校2年で全米女子アマを制し、一躍時の人になった馬場咲希。今も伸びているという175センチの長身を生かしたロングショットが魅力だけに、クラブも男子顔負けのスペック。クラブを提供するブリヂストンゴルフのクラブ担当に話を聞いた。

「ブリヂストンのクラブを使うようになったのは2年前、中学3年の10月頃です。『Bリミテッド B1』のドライバーは1年前から。これは通常の『B1』よりも重心が浅めで、つかまりにくいタイプ。今年の3月、体調がバッチリの時に行ったトラックマン計測のフィッティングでは、ヘッドスピードが驚異の48m/s、ボール初速が72~73m/s、キャリーは平均で265ヤード出ていました。

シャフトはベンタスブラックの6Sで長さは45インチ。ただし、全米女子アマへ行く直前、坂詰和久コーチから連絡があって、『試合続きで、今のシャフトはしんどいかも』とツアーADのDI(6S)を持ち込んで現地で打ったら、とてもよくて、これでプレーしました。今は元のベンタスブラックに戻しています」

アイアンは「201CB」を4番から入れている。

「これは2年前から。構えた時の大きさと球の上がり具合を気に入って使っています。全米の試合でも、他の選手よりも球が高く、『グリーンに止められました』と手ごたえを感じた様子でした。新しい『221CB』はテストを開始したところです」

ユーティリティのロフトは18度。全米女子アマでツアーAD DIをドライバーに挿した流れで同シリーズのシャフトを挿して使用中。体調を見ながら4Iの代わりに、同モデルのロフト違いを増やす、アイアン型UTを加える、などを検討中

馬場咲希の14本セッティング

週刊ゴルフダイジェスト2022年10月11日号より

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