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【ギアラボ】テーラーメイド『ステルス グローレ』10/7発売開始! 「グローレこそカーボンフェース」その真相に迫る!

ギアラボ
2022.09.21

『SIMグローレ』発売から2年、今度は『ステルス』の最新カーボン技術を搭載した『ステルス グローレ』が登場。その実力とは?

PHOTO/Hiroyuki Tanaka、Hiroyuki Okazawa TEXT/Kei Togawa

フェースの“軽さ”が
グローレの強みを加速させた

日本のゴルファーが求める「飛び、やさしさ、美しさ」を追求してきた『グローレ』シリーズ。その10代目は、カーボンウッド『ステルス』の最新技術で新たな飛びのやさしさを加えてきた。

最大のポイントは、チタンより約40%も軽くなったカーボンフェース。インパクト時、この圧倒的に軽いフェースをヘッド後部の重量が慣性で“押し込む”ことでエネルギー伝達効率がアップし、ボール初速が上がるようになるのだ。従来の反発力の高いフェース構造で“弾く”のではなく、食いつき感が出るぶん、手応えもマイルドで、コントロール性も良くなった。

機能面では同構造の『ステルス』との共通項が多いが、『ステルス グローレ』はあくまで日本人好みがベース。そのこだわりは「打音」の作り込みにある。

日本人は欧米のゴルファーよりやや高めの中音域で、長く伸びる余韻を好む傾向があるという。そこで、ソール部に「アコースティックアジャスター」を搭載。ともすればこもる打音をイメージしがちなカーボンフェースながら、爽快な金属音がやさしい飛びを満喫させてくれる。これこそがグローレを“カーボンウッド”化させた最大の目的なのだ。

「ステルス グローレ」5大進化ポイント

「ステルス グローレ」「シム グローレ」「ステルス HD」を徹底比較

「とにかくやさしさ抜群! ハイドローで飛ばせます」

試打・解説/堀口宜篤

PGST(パフォーマンスゴルフスタジオ)を主宰。様々なクラブを試打し、ギアの造詣も深いレッスンプロ

3モデルのデータを見てみても、球の上がりやすさと飛距離性能は抜群によかった。「これだけ上がってスピン量も抑えられるので強い球で飛びますね」(堀口)

初速スピン量打ち出し角最高到達点飛距離
ステルス グローレ61.4m/s2474rpm14.0度32.7Y251.5Y
シム グローレ60.3m/s2853rpm13.7度30.4Y243.8Y
ステルス HD61,2m/s2293rpm12.4度27.3Y248.1Y

【ステルス グローレの強み1】
全体重量が軽くて振りやすい
「全体重量のバランスがよくて振り抜きやすいですね。若干ヘッドスピードが上がる気がしました」

【ステルス グローレの強み2】
ヘッドスピードがなくても簡単に球が上がる
「球の上がりやすさが抜群によく、前へ前へ突き進むボールの力強さもあります。HSが遅くても安心できます」

【ステルス グローレの強み3】
構えたときからつかまる感じが強い
「他の2モデルに比べてトウ側が上がってつかまり感が強い。スライスに悩む人でもつかまった球が打てます」

ステルス グローレは“カチャカチャ”もラインナップ

これは上級者も放っておけないぞ

新しい『グローレ』は、ロフト・ライ角調整機能のニーズにも対応。シャフトバリエーションも選べる『プラス』モデルも要チェックだ!

『ステルス グローレプラスドライバー』はセレクトフィットストア限定で販売。シャフトだけでなくグリップなど、カスタムメイドに対応してくれる

「手元調子を入れれば
もっと振りにいけます」

振りにいこうとするとつかまりすぎていた堀口プロは、手元調子の「VENTUS BLUE 6S」にチェンジ。振りにいけるようになった分、初速も上がり飛距離も伸びた。「振ってもスピン量が増えないのはすごい。中上級者はカスタマイズするのがおススメです」(堀口)

初速62.8m/s
スピン量2289rpm
打ち出し角13.1度
最高到達点29.7Y
飛距離258.8Y

FW、RESCUE、アイアンも新モデル登場

真っすぐピンへ! 2打目も断然やさしくなる

STEALTH GLOIRE FAIRWAY

チタンツイストフェースで
高い初速を実現

75gのスチールソールウェイトで低重心化と重
心角39度を実現。「ZATECチタンツイストフェ
ース」でボール初速と直進性を向上。

「本当に3番ウッド? というくらい球が上がりやすい。普段、むずかしいから3番ウッドは避けているという人でも、使えるくらいやさしいです」

STEALTH GLOIRE RESCUE

高弾道と高い直進性を
実現するタングステン

狭めのソールに合わせた43gのタングステンウ
ェイトとカーボンクラウンで低重心化を実現。「ICTツイストフェース」採用で直進性もアップ

「構えたときにフェース面が見えるので、球を簡単に上げてくれる安心感がある。長いセカンドショットが残っても安心してピンを狙って行けそうです」

STEALTH GLOIRE IRON

心地いい打感で
寛容性も高い

タングステンウェイト内蔵。リトルドローバイアスでストロングロフトながらつかまる高弾道が打ちやすい。

グースネックでとにかくつかまりがいい。ソールも厚いので少し手前から入っても滑ってくれるのでやさしさが抜群ですね

月刊ゴルフダイジェスト2022年11月号より

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