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2番アイアンに新ウェッジ。タイガーの最新クラブセッティング

マスターズに続き、復帰後2戦目として全米プロに出場したタイガー・ウッズ。足の痛みの影響もあり3日目終了後に棄権を余儀なくされたが、2日目に「69」を出し予選をクリアするなど意地をみせた。そんなタイガーが今大会でギアをチェンジ。気になる14本の中身をチェック!

PHOTO/Blue Sky Photos、Yasuhiro JJ Tanabe

ウェッジは「MG3 TW」に。「MG2 TW」はBOX入りの2本セットが発売されたが、「MG3 TW」も日本で発売されれば完売必至か

4月のマスターズで1年5カ月ぶりに復帰したタイガー・ウッズ。今回の全米プロは、それ以来の試合となったが、試合会場のサザンヒルズCCは15年前の全米プロでも優勝している相性のいいコース。2018年にギル・ハンスが大規模な改造を行ったが、タイガーは4月下旬から練習ラウンドを行うなど入念な準備のもと大会に臨んでいた。残念ながら3日目終了後に棄権したが、全米プロにはマスターズとは異なるギアで挑んでいた。

まずは2018年から使い続けてきた「M3」の5Wを外し、新たに2番アイアンを投入。3番アイアンもマッスルバックの「P7TW」から2番アイアンと同じ中空構造の「P770」にチェンジし、シャフトも高弾道で高スピンが打ちやすい「ダイナミックゴールド ツアーイシューMID」に変更。

また、ウェッジは56度と60度の2本とも「ミルドグラインド2 TWグラインド」から、最新の「ミルドグラインド3」の「TWグラインド」にスイッチ。

足元にはマスターズでも履いたフットジョイのシューズ。だが、よく見るとマスターズのときとはモデルが違い「ドライジョイズ プレミア ターロウ」になっていた。足のケガとの関係もあるのかもしれないが、フットジョイのシューズがよほど気に入ったに違いない。

7月の全英オープンにも出場意欲を示しているタイガーだが、そのときのギアはどうなっているのか?

2021年12月 PNC選手権

1W ステルス プラス(9度)
3W ステルス(15度)、SIM 2(15度)
3I~PW P7TW
56度、60度 MG2 TW

2022年5月 全米プロ

1W ステルスプラス(9度)
3W SIM 2(15度)
2I、3I P770
4I~PW P7TW
56度、60度 MG3 TW

シューズもチェンジ!

2022年マスターズ フットジョイ「ドライジョイズ プレミア パッカード」
2022年全米プロ フットジョイ「ドライジョイズ プレミア ターロウ」

週刊ゴルフダイジェスト2022年6月7日号より