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【小祝さくら】体が強くなって、アイアンシャフトをカーボンからスチールに。「もっと早く替えればよかった」

昨年はサマンサタバサレディースで初優勝を飾るものの、予選落ちが7試合。とくに後半戦での予選落ちが多かった、それが課題だという小祝さくら選手。彼女の2020年のクラブセッティングを観察。

こいわいさくら/1998年生まれ北海道出身。昨年のサマンサタバサレディースでツアー初優勝を果たす。バツグンの安定感を武器に、今年は複数回優勝を目標に掲げ、ツアー開幕を待つ

もっと早く替えていれば…
アイアンのシャフトを
スチールに

「何か変化を」と行ったのが、アイアンのシャフトをスチールに替えることだった。

アイアンのシャフトをカーボンからスチールへとチェンジ。

「昨年の末に、アイアンのシャフトをカーボンからスチールに替えたんです。トレーニングを重ねて振れるようになってきたからか、タイミングが合わなくなってきてしまって」

「昨年のシーズン終盤は球が散らばっていました。スウィングは悪くないのに球が曲がるので、シャフトを替えようと思ったんです。するとタイミングがとりやすく、もっと早く替えればよかったなと思っています」

本来であれば、スウィングのレベルが上がるにつれてクラブも替えるのが当然。スチールに替えたことで、ヘッドの動きが体の動きに同調し始めたと本人。左右のバラつきもかなり減ったという。

クローブランドのRTX-3ウェッジは、48度、50度、57度(表示は58度)。課題のグリーン周りは、この57度のウェッジを基準に組み立てている。

「これまでは56度のウェッジを使っていましたが、それだとグリーン周りが難しくて対応できませんでした。ただ、イメージは変えたくなかったので、58度のウェッジを1度立てて使っています」

今年は複数回優勝を目標に、シーズン開幕を待つ。

乾いた心地いい打音が
お気に入りスリクソンZ785

シャフトはツアーAD PT5

上がりやすさが大事
ウッドは
スリクソンZ F85

距離のコントロールが自由自在
スリクソンZ H85

距離が長くなっているツアーで求められるのがロングゲームの精度。このUTは操作性がよく、ラフからでも距離を合わせられるという

余計な動きをせず
真っすぐストロークできる
スパイダーX

シャフト変更でコントロール性が向上

PHOTO/Shinji Osawa

週刊ゴルフダイジェスト4月14日号より