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いつも合格点が欲しいなら……“飛びキャビ”一択なんじゃないか?【最新飛び系キャビティアイアン】

なんだかんだ言って結局スコアがいいほうが気分もいい。ならばアイアンは“飛びキャビ”一択。ひと昔前のイメージとは違う、見た目も洗練された今どき飛びキャビで“常に80点”を狙っていこう!

PHOTO/Takanori Miki、Hiroaki Arihara THANKS/浅見GC

解説/松吉宗之

20年以上にわたる大手メーカーでの設計経験を経て「Jucie」を立ち上げたゴルフクラブ設計家

試打/内海大祐

オールデイゴルフ馬橋店にてレッスンを行う。ギア全般に造詣が深いプロ

クラブに頼った
ゴルフもありだ

今どきの飛びキャビは練習量の少ないアマチュアにとって最高のアイアンだと話すのは、クラブ設計家の松吉宗之氏。

「飛びキャビアイアンは、極端なことを言えば練習をしなくても80点が取れるクラブです。というのも、低重心化による球の高さ、反発力の高さによる飛距離、大慣性モーメントによるミスへの寛容性、すべてがそろっているんです。それにひと昔前は、ボテッとした顔つきでバックフェースもイマイチ……という印象だったのですが、最新の飛びキャビは操作性の高いアイアンと遜色のない顔つきで、デザインもかっこよく作られています。性能が高く、見た目も格段によくなった飛びキャビを使わないのはもったいないです」(松吉)

まさにアマチュアに“最適”といえる飛びキャビ。今すぐ試打に行ってみるべきかもしれない。

「80点を取れる理由①」
低重心設計で球が上がりやすい


キャビティ構造による余剰重量をソール部分に配することで重心位置を限りなく低く設定。結果、打ち出しから楽に球が高く上がってくれる

「80点を取れる理由②」
慣性モーメントが大きくミスに強い


余剰重量をソール部分に配するとともに、トウヒールの両側にも置くことで慣性モーメントが大きくなり、オフセンターヒット時も直進性が高くなる

「80点を取れる理由③」
ストロングロフトで飛距離が出やすい


7Iのロフトが28度や29度とストロングロフト化しているので楽に飛距離を稼げる。つまり、力まず飛ばせるクラブということ

「80点を取れる理由④」
安心感がある顔の大きさ


トップブレードが厚く、ソールも厚く設計されているため構えたときの安心感はピカイチ。ロングアイアンでもプレッシャーを感じさせない

飛びキャビといっても
タイプは三者三様

①ダンロップ XIO14

超低重心設計で高弾道、高初速を可能に

ボディ下部に高比重タングステンニッケルウェイトを配することで、重心を低くし、かつ重心位置をセンターに近づけた。高弾道と高初速を実現した

5I(ロフト:22度)7I(ロフト:28度)
総飛距離/189.2Y総飛距離/163.9Y
キャリー185.6Yキャリー/160.8Y
スピン量/4931rpmスピン量/5645rpm
打ち出し角/17.2度打ち出し角/21.5度
落下角/43.4度落下角/48.4度

内海ʼsインプレッション
「打った瞬間、球が一気に上がります」


見た目通りのつかまり良さと高弾道でグリーンをキャッチする。飛距離が落ちてきたと悩む人におススメ

②キャロウェイ QUANTUM MAX

AI設計でミスにも強く楽に飛ばせる

長年培ってきたAIでフェースを番手別に設計することでミスに強く、どこに当たっても安定した弾道で飛んでいく。長い距離のショットでも自信を持ってグリーンを狙える

5I(ロフト:22度)7I(ロフト:29度)
総飛距離/191.1Y総飛距離/168.7Y
キャリー/187.6Yキャリー/165.4Y
スピン量/4393rpmスピン量/4868rpm
打ち出し角/16.4度打ち出し角/20.4度
落下角/42.1度落下角/45.2度

内海ʼsインプレッション
「つかまりがよく、やさしくグリーンに運べます」


ヘッドスピードを問わず飛距離を稼げるモデル。ただ飛ぶのではなく高さも十二分に出てくれる

③テーラーメイド Qi MAX

打音、打感にこだわった心地よく打てるアイアン

ヘッド内部のバックフェース側に縦型のスタビライゼーションバーを搭載することで余分な振動を抑え、打感を向上。操作性も高いアイアンだ

5I(ロフト:21度)7I(ロフト:28度)
総飛距離/185.1Y総飛距離/162.6Y
キャリー/181.0Yキャリー/158.4Y
スピン量/4388rpmスピン量/5221rpm
打ち出し角/16.6度打ち出し角/19.2度
落下角/42.5度落下角/45.3度

内海ʼsインプレッション
「やさしさのなかにも少しの操作性があります」

平均点が高く操作性のあるモデル。最近、飛距離や高さが落ちてきたなという人におススメの一本


※ボールはタイトリスト プロV1、計測器はMevo Gen2を使用。HS42m/s(ドライバー)で試打してもらった

月刊ゴルフダイジェスト2026年7月号より