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【ギア選びのウソホント】Vol.164 女子プロのアイアンシャフトを参考にするのは注意が必要です

「キング・オブ・試打」としてお馴染みの堀越良和プロが、長年の知見から、ギア選びの際に重視すべきポイントや注意点をわかりやすく解説!

PHOTO/Yasuo Masuda

前回のお話はこちら

「男性アマが女子プロのクラブ選びを真似することの是非」について話を続けます。男性アマが女子プロの真似をする理由として挙げるのは、「ヘッドスピードが同じ」というものです。1Wについてはアッパーブローが基本なので、フレックスが合えば、女子プロと同スペックで問題ないでしょう。しかし、男性と女性では腕の重み(筋肉量)が違うため、地面から打つクラブに関しては注意が必要です。というのも、筋肉量が多いほど入射角が鋭角になる、つまりダウンブローが強くなるというのがわかってきたからです。

たとえば、ドライバー飛距離が菅沼菜々選手と同じ男性アマがドライバーのスペックを真似するのはいいのですが、アイアンスペックまでとなるとオススメできません。彼女はアイアンには『ゼロス8』を使用しており、そのシャフトだとシニア男性にはいいかもしれませんが、一般男性には『950GH neo』など、もう少し重いシャフトのほうがいいでしょう。

憧れが男子プロだったかつてはロマンがありました。ハイスペックなクラブをどうにかして使えるようになりたいと思い練習し、上手く打てたときは達成感がありました。タイムパフォーマンスが叫ばれるいまの時代には合わないかもしれません。

堀越良和

堀越良和

ほりこしよしかず。週刊ゴルフダイジェストで試打レビューを続けて約四半世紀の「キング・オブ・試打」

週刊ゴルフダイジェスト2023年12月19日号より