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【ギア図鑑】Vol.119 ゴルフ好きのための一生モノ機械式時計。フランク ミュラー「ヴァンガード バックスイング」

ギア図鑑
2023.10.24

ゴルフモチーフの時計は数あれど、一生モノとして子に受け継ぎたいほどの高級機械式時計は少ない。

PHOTO/Tomoya Nomura

フランク ミュラー ヴァンガード バックスイング

近頃は親から受け継いだ家や車といった資産を放棄する若者が増えているという。相続税はもちろんだが、多くの理由は所有しているだけでかさむ維持費と、自分の理想とする生活スタイルを照らし合わせた結果、割に合わないからだという。

とはいうものの、何かを後世に残したい、受け継いでいってほしい、と思うのは年齢を重ねてくれば当然のこと。そこでいま、機械式時計が再び脚光を浴びている。ここで紹介するフランク ミュラーといった世界中で愛されているラグジュアリーウォッチは流行に左右されない価値がある。だからこそ、何年経っても色あせずに時を刻み続けることに最大の価値があるのだ。

加えて、機械式時計は相続税こそかかるものの、所有していてもさほど維持費がかからない良さもある。ゆえに子息、子女がたとえ着けなくても維持することは容易だ。

ではどういった機械式時計を選ぶか。オススメがこの「ヴァンガード バックスイング」だ。チタンで仕上げられた純白のトノウケースが上品かつ存在感たっぷり。そして何より注目は、ゴルフボールをイメージしたディンプルディテールと、機械式のゴルフカウンターを備えた点にある。スウィングに耐えるほどの耐衝撃性はないので実際のラウンドでは着けないことをオススメするが、日常においてふとした時間にカウンターをカチカチ……。ゴルフモチーフの遊び心を腕に巻く余裕こそ、真のラグジュアリーではなかろうか。

前述で子供たちに受け継ぐ資産として、と語ったが、やはり自分の生活をより豊かにすることがもっとも大事。となれば、ゴルフをこよなく愛する自分の腕にヴァンガード バックスイングを巻く……。毎日の生活が大きく変わることは間違いないだろう。

ちなみにこのモデルは限定ではないものの、日本入荷分は少なく、次にいつ上陸するかは未定。ぜひ早めの決断を。

フランク ミュラー・ヴァンガード バックスイング

ケースサイズは53.7×44ミリと存在感たっぷり。ケース素材はチタンでストラップはカーフ×ラバー。自動巻き。価格は198万円
フランク ミュラー ウォッチランド東京 03-3549-1949 https://franckmuller-japan.com

月刊ゴルフダイジェスト2023年12月号より