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【堀川未来夢】3番ユーティリティの替わりに入れた、JGRの7番ウッドがぴたりハマって攻撃範囲が広がりました!

日本ゴルフツアー選手権でメジャー初タイトルを獲得した堀川未来夢。7Wを加えた彼の最新クラブセッティングを観察。若き実力者の工夫が満載だ。

ほりかわみくむ。1992年生、神奈川県出身。オンプレーンスウィングによる精度の高いショットで活躍。現在賞金ランキング7位(11月7日時点)

ドライバーは「ツアーB XD-3」
スピンがある程度入ってコントロールしやすい

優勝した日本ツアー選手権以降も、日本オープンで2位タイに入るなど好調をキープ。堀川のク
ラブに対するこだわりは「気に入ったものは替えたくない」だ。

「ドライバーやフェアウェイウッドのソールを見てもらうとわかりますが、かなり使い込んでいます。自分が気に入ったものはあまり替えたくないんです」

出球をコントロールすることを重視。ドライバーはある程度のスピン量が確保できるクラブを選択

「今シーズンで替えたのが7番ウッドです」という堀川。ユーティリティを1本抜いて7番ウッドをチョイスした理由は、グリーン上でのボールの止まり方にこだわったから。

3UTから7Wにスイッチ。「高さが出てパー3で使いやすい」

「ツアー選手権から投入しました。3番のユーティリティと4番のユーティリティの距離の差がそれほど作れていなくて、それで7番ウッドを入れました。高さがもう少しほしかったのと、距離が長いパー3で使いたかった。高さが出るので、グリーンで止められます」

7Wは「ツアーB JGR」の21度ロフト

「7Wを入れたことで守備範囲が広がった」

ZOZOチャンピオンシップにも出場、PGAツアーの刺激を得たという。必要な距離と弾道をクラブで補完した7Wの投入。ツアー終盤戦で堀川のプレーに注目だ。

3W、4Wはテーラーメイド「M4」
飛距離の階段が揃った

それぞれの飛距離目安は255Y、235Y、220Y

アイアン感覚でラインを出せる4UT
ブリヂストン「J15HY」

ラフからでも高さを出せるUTは使用場面が多い。アイアンと同じ感覚でラインを出せてお気に入り

打感、距離感ともに申し分ない「ツアーB X-CB」

ウェッジは52度、58度

強気で攻められるのはグリーン周りのリカバリーに自信が持てるから。アイアン同様、スピンコントロールを重視

直進性が高くショートパットに自信を持てる
「スパイダー ツアー」

パターはスパイダーのセンターシャフト。ヘッド自体の直進性が高く、4年使い続ける

3本のFWを駆使する14本

堀川はグローブしない素手派。感性を重視する

PHOTO/Tadashi Anezaki

週刊GD2019年11月26日号より