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業界初! 栃木県のゴルフ場で顔認証システム導入。非接触でチェックイン可能に

コロナ禍長期化を予想してか、受付での完全非接触を目指しているゴルフ場がある。

栃木県にあるセブンハンドレッドCは、日本初となる顔認証チェックインシステムを導入したとして、話題になっている。

今やゴルフ場では、コロナ対策としてエントランスでの検温や、ペンの消毒などが普通になっている。しかしゴルフ場側としては、これに通常以上の業務負荷がかかっているようだ。これまでも手のひらの静脈を読み取り、登録するシステムはあったが、完全非接触というわけではなかった。そこで同クラブは、スマホアプリで顔認証するだけで受付時に非接触で検温と来場者照会ができるシステムを導入したというわけだ。

これによりプレーヤーは、紙に氏名などの個人情報を記載する必要がなくなり、スムーズに受付を通過できるようになる。たしかに混雑時の受付は煩わしく、スルーでチェックインできるとなればゴルファーにとってはありがたいことである。

「今年1月から稼働していますが、アプリに登録というところが年配者にとって少しネックになっているようです。しかし、こちらのほうが完全非接触なので、操作が分からない方にはお子さんやお孫さんにアプリ登録をやっていただくことを勧めています」(セブンハンドレッドC・渋谷和敬氏)

このシステムの効用をゴルフ場経営コンサルタントの菊地英樹氏によると「省力化がメリットでしょう。ゴルフ場は受付の時間だけが集中して忙しい。だからこの時間に人をいかに少なくできるかが課題です。自動精算機もその1つ。あとは事前精算ができるようになれば、究極の省力化になっていくでしょう」

同クラブはコース名にちなんで、「700の新しいことをやる」がキャッチフレーズと聞く。次のアイデアは何だろうか。

タブレットの顔認証だけでチェックインできるのは画期的(写真提供:セブンハンドレッドC)

週刊ゴルフダイジェスト2022年3月8日号より

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