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ワーキングスペースにフィットネスルーム。鎌倉CCがクラブハウスを完全リニューアル

職場でも家庭でもない”サードプレース”として活用できる場にと、クラブハウスをフルリニューアルしたゴルフ場がある。

神奈川県にある鎌倉CCが、クラブハウスに手を加えた。

同CCは開場が1968年。自然の地形を生かした典型的な丘陵コースで、鎌倉市にあるという立地の良さから、推定で年間5万人を超える入場者がある人気コース。

「開場してから54年が経ち、ゴルフ場の在り方も多様化するなかで、ウチはゴルフと仕事を効率よくできる場所という新しい価値観を求めてフルリニューアルに踏み切った次第です」(同CC代表取締役専務・手塚勇貴氏)

サードプレースとは職場でも家庭でもなく、”居心地のいい場所”という意味で、最近よく耳にする言葉だが、これをゴルフ場で実現したいということのようだ。

まずは専用のリモートワークスペースを新設した。

コロナ禍により定着したリモートワーク。”ワーケーション”という言葉も生まれたが、仕事しながらゴルフもするという発想だ。使われなくなったコンペルームを活用しているゴルフ場は多いが、同CCでは専用スペースを新たに創設。Wi-Fiや冷暖房を完備し、快適な作業空間を作ったという。

またランニングマシンやエアロバイクなどを設置したフィットネスルームも併設。ゴルフとは別に日常での体力面の改善と向上を目指す。

大浴場にはちょっとした流行を見せている人気美容ブランドのシャワーヘッドを採用し、女性スペース限定でプロの美容師らが使用する特別なドライヤーも用意。さらにメンバー専用ラウンジやカフェレストランも新設した。

「横浜から40分という立地のいい都会型コースは、リタイア組と現役組のどちらにも人気で、設備投資をすれば必ずリターンが期待できます」(ゴルフ場経営コンサルタント・菊地英樹氏)

同CC、まだ利用客は増えそうだ。

都市型コースのモデルケースとなるか(PHOTO/Takanori Miki)

週刊ゴルフダイジェスト2023年1月24日号より