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テニス全豪Vのナダル、強さの秘密は「ゴルフをしているから」腕前もプロ級だった

先のテニス全豪オープンで優勝し、4大大会で史上最多となる21勝目を挙げたラファエル・ナダル(35)。そんなテニス界の至宝が明かした強さの秘密とは?

「トップレベルで活躍し続ける秘密は?」と全豪オープンのコート上でインタビュアーに聞かれたナダルは、「ゴルフをしているから」と答えて会場を沸かせた。笑い声に包まれるなか、本人は「でも本当の話なんだ。自分は、ジムで鍛えている人間では決してないんだ」とゴルフがテニスの好調に寄与していることを強調。

実はナダルのゴルフ好きは有名で、ハンディキャップは驚異の0.3! 昨年の休養中には地元スペイン・マヨルカ島で開催されたチャリティ大会で優勝したり、プロも参加する大会で6位に輝いたこともある。テニスの試合を終えた直後に、真っ先にタイガー・ウッズのスコアをチェックしたなんていうエピソードがあるほど。

もっとも、トッププレーヤーは本当のトレーニングの秘密は明かさないとの声も聞こえてくる。また、ゴルフだけでなく、ドラゴンボールの大ファンというナダル。DVDを全巻揃え、旅先にも持ち歩いているという。あのマッチョな肉体を見ると悟空のようなトレーニングをしている気がしないでもない?

“クレー・キング”の異名を持ち、クレーコート(土のコート)にめっぽう強いナダル。引退はまだまだ先だろうが、第二の人生は土ではなくゴルフ場の芝の上……と期待せずにはいられない。

テニスは左打ちだが、ゴルフは右。変則的なスウィングだが、安定感は抜群だという(PHOTO/Getty Images)

週刊ゴルフダイジェスト2022年2月15日号より

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