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楽天がゴルフ場運営に着手。茨城のコースと提携を発表

楽天グループがついにゴルフ場運営に着手、というニュースが入ってきた。

「楽天ならGORAがあるじゃないの?」と思う向きも多いだろうが「楽天GORA」はゴルフ場予約サイトであり、ゴルフ場の運営はこれが初めて。今回、契約を締結したのはウィンザーパークG&CC(茨城県城里町)を運営するサンクチュアリゾート社だ。

楽天GORAはこれを「次世代ゴルフ場経営モデルの策定に向けた業務提携契約」と位置づけ、共同で実証実験を行うという。楽天GORAが蓄積している予約データにマネジメント手法を組み合わせ、ゴルフ場の収益向上を支援するサービスをウィンザーパークG&CCに導入し、その効果を3年間にわたり検証予定だ。

このサービスは、コース管理にも適用される。「楽天GORAターフマネジメントサービス」ではドローンを使い、ITを用いて芝の土壌の栄養状態を見極め、病害予測までできるという。これまで、人の手と目が頼りだった業務の効率化が一気に進むと予想される。慢性的な人材不足を抱えるコースにとっては“待ってました”のサービスといえるだろう。

この件について、ゴルフ場コンサルタントの菊地英樹氏は「楽天GORAは集客サイトなので、現状ではゴルフ場の“現場”を知らないのが実のところ。そこで、現場で蓄積したデータと自社で得たデータを突き合わせれば、何らかの相乗効果が期待できると考えての実証実験ではないでしょうか」と話す。

ちなみに、今後新たな提携コースを増やすか、コースを買収し直接運営する予定はあるかとの質問には、いずれも「現状ではございません」(楽天グループ)とのことだ。

4年前には千葉のキャメルリゾートでドローンデリバリーサービスの実験も行い、三木谷浩史社長も姿を見せた(PHOTO/Yasuo Masuda)

週刊ゴルフダイジェスト2021年4月27日号より