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【ゴルヨガ】Vol.7 「仰向けレッグアップ」ポーズでアドレス美人!

トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、腹筋の下のほうと股関節の付け根の筋肉を強化して、きれいなアドレスを手に入れるポーズを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Hiroaki Arihara MODEL/Kanako Mizutani(ゴルル)

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メニューNo.7

仰向け「レッグアップ」で
姿勢が改善


スウィングをスムーズにするために動きの質と量を高めたい部位といえば、股関節周りと肩甲骨周りです。今回は股関節を刺激するヨガポーズを紹介します。

動きは極めてシンプルです。仰向けに寝て左足を上げ下げする、右足を上げ下げする、両足を上げ下げする、この3パターンです。大事なポイントは腹筋の下のほうに力を入れて股関節の付け根から曲げることです。呼吸を意識しながらゆっくり丁寧に行ってください。


Pose 1
仰向けに寝て「片足レッグアップ」

仰向けに寝た姿勢でスタート。左足を1呼吸で上げ、1呼吸キープし、1呼吸で下ろします。1呼吸は約2秒です。足を上げるときは太ももに力を入れるのではなく、下腹部に力を入れ、股関節の付け根から曲げるのがポイントです。左足を10回上げ下げしたら、右足も10回上げ下げします。(3呼吸キープ×左右10回)

Pose 2
仰向けに寝て「両足レッグアップ」

仰向けに寝た姿勢でスタート。両足を1呼吸で上げ、1呼吸キープし、1呼吸で下ろします。それを10回繰り返します。足を高く上げようとすると腰が反ってしまう人は無理をしなくていいです。足の角度は70~80度で構いません。股関節の付け根から曲げることを意識します。(3呼吸キープ×10回)

●どんな効果が?
腹筋の下のほうと股関節の付け根に刺激が入ります。このあたりの部位の細かな筋肉を強化すると、ゴルフのアドレスがよくなり、普段の姿勢も整いやすくなります

●スウィングのココが改善!
ゴルフのアドレスは股関節からしっかり折り曲げて前屈できるかどうかが最大のポイントです。その動きを強化することができます。股関節から曲げると骨盤が立つので猫背矯正など姿勢も改善されます

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2024年6月18日号より