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技の名前ではない!「バッグドロップ」ってどこのこと?【明日使えるゴルフ用語】

普段当たり前のように使っているゴルフ用語だが、その成り立ちや意味を問われたときに、正しく返せるだろうか? ここではラウンド中の会話やゴルフ仲間とのやりとりで使える、ゴルフ用語にまつわるうんちくを紹介する。


バッグドロップ【Bag drop


バッグドロップというと、一瞬プロレス技のことを思い浮かべてしまうが、「バック」ではなく「バッグ」。

ゴルフ場のある場所のことを指すのだが、どこのことか分かるだろうか。クルマでゴルフ場に着いたら、まずクラブハウス前でバッグを下ろすが、このバッグを下ろす場所のことを「バッグドロップ(bag drop)」という。空港で手荷物を預ける場所をbaggage dropなどと呼んだりするが、それと同じ意味合いだ。

日本のゴルフ場では、従業員がキャディがクルマからバッグを下ろしてくれ、いったんバッグドロップに置き、そこからスタート室まで移動してくれるのが慣例。

通常、バッグドロップとスタート室は、ハウス内、あるいはハウス横に設置された通路によって、直接つながっている。この導線がよくないコースの場合は、バッグ運搬専用の電磁誘導カートを導入していることもある。

ちなみに、アメリカやイギリスのコースの場合、バッグドロップにバッグを下ろし、クルマを駐車場に移動したあと、バッグドロップにあるバッグを運んでカートに載せるのは、すべてプレーヤーの役割であることが多い。欧米でのゴルフの際には注意が必要だ。