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「よく食べて、よく寝る!」もっと飛ばしたいジュニアへのアドバイス

TEXT/SHOTANOW PHOTO/Arakishin、Hiroaki Arihara

メジャーチャンプ・渋野日向子を育てた青木翔が“コーチング”のこだわりを語る連載「笑顔のレシピ」。ゴルフだけでなく、仕事や育児などでも役立つヒントが満載!

アマチュアの人はドライバーの練習が大好きだけど、ジュニアも同じ。「カーン!」っていう音を響かせ遠くに飛ばす気持ちよさは、何歳でも変わらないみたいですね。

ジュニアの場合、同じ学年でも身長に差が出ます。10cm以上違うなんていうことはザラ。そうすると当然、体格の差がそのまま飛距離の差に表れます。体が小さく、飛ばしっこ対決でなかなか勝てない子は「もっと飛ばしたいです」と相談してくることも。

毎回打つ場所が異なるアイアンショットやアプローチとくらべ、ドライバーというのはその実力差がとてもわかりやすいので、負けず嫌いの子どもたちの熱量も高くなりやすいのです。

そんな時に教えている裏技を1つご紹介しましょう。飛ばすためには速く振るのが条件ですよね。だからクラブよりも軽いものを全力で振り、速く振るイメージをつけるんです。ヘッドを抜いたシャフトのような軽い棒を、全力で左右3回ずつ振ってから打ってみてください。ヘッドスピードは、ほぼ確実に上がります。これは大人でも同じ。
 
気をつけてほしいのは、やりすぎるとケガをする可能性があるということ。だから軽い棒での全力素振りは3回までにしておきましょう。これが即効性のある対処法です。

もう1つ僕が必ずするアドバイスが、よく食べてよく寝るということ。「子どもだましみたいなこと言って!」なんて思われそうですけど、体の大きさや強さというのは、それだけで武器になります。
 
ジュニアの場合は体が成長過程なので、強い負荷の筋力トレーニングなどができません。だからこそ、寝て食べて発育を促すことが大事なのです。
 
ただこれは、体の成長が止まってしまっている大人は真似できませんね。あ、でもラウンド前日によく寝て体を休めると、パフォーマンスはよくなります。だからやっぱり大人も飛ばしたければ、ちゃんと睡眠はとるようにしましょう。

強く、大きな体を作ることが飛距離アップでは何よりも大事

青木翔
あおきしょう。1983年生まれ。福岡県出身。渋野日向子をメジャーチャンプに導き、三ヶ島かななどツアープロや、全国トップレベルのジュニアゴルファーの育成に努めている

週刊ゴルフダイジェスト2021年2月16日号より

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