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【アウディ 新型RS4アバント】A4シリーズのハイスポーツモデル登場。450ps、RSだけのブリスターフェンダーが大迫力で見た目ヨシ!

「アウディ ジャパン」から「A4」シリーズの頂点に位置する新型「RS4 アバント」が登場した。「R8」や「RS6 アバント」など、アウディのハイスポーツモデルの開発拠点、「アウディスポーツGmbH」が手がけた「A4」シリーズのトップモデルだ。

2.9L V6ツインターボは先代を上回るパフォーマンス

最高出力は450ps、最大トルク600Nmを発揮する2.9L V6ツインターボエンジンを搭載。従来型の4.2L V8に比べ、最高出力は同じながらも最大トルクは170Nmも増強。この高性能エンジンに8速ATとクワトロ4WDシステムを組み合わせ、さらにリアアクスルにスポーツディファレンシャルを装備することにより、優れた高速安定性と操縦安定性を実現している。

2013年以来6年ぶりのフルモデルチェンジされて登場した「RS4 アバント」

0→100km/h加速はわずか4.1秒。その一方で、JC08モード燃費は11.2km/Lと従来型よりも大幅に向上した。

エクステリアは、かつて北米を熱狂させた「アウディ90 クワトロ IMSA GTO」からインスピレーションを得たデザインで、RSモデル専用のシングルフレームグリルや大型のエアインレット、さらに専用の前後バンパー、リアディフューザーを採用することで、スポーティさを強調している。

「アウディ クワトロ 」を彷彿とさせるブリスターフェンダーが新型「RS4 アバント」の特徴で、これにより標準モデルに比べて全幅は25mm拡大している。

インテリアはファインナッパレザーのスポーツシートをはじめ、フラットボトムのRS革巻きマルチファンクションスポーツステアリングホイール、RS専用のシフトゲート、イルミネーション付きドアシルトリムなどを採用し、スポーティかつエレガントな仕上がり。

メーターパネルにはメーターだけでなく、ナビゲーションシステムをはじめ、Gフォース、トルク値などの情報を表示する「アウディバーチャルコックピット」を標準装備する。

新型「RS4 アバント」の車両価格は1196万円。アバントは実用性だけでなく高いスポーツ性能を持つ重要なモデルに位置付けられているが、RSモデルがアバントに設定されたのはそれをよく示している。

メカニズム的には先に登場した「RS5」に近いが、さらに熟成して投入していることからも、いかにアウディにとってこのモデルが重要であるかがよくわかる。

ベースとなった「A4」アバントの荷室は505L。メルセデスベンツ「 Cクラス ステーションワゴン」の450L、BMW「3シリーズ ツーリング」の495Lよりも大きい。ゴルフカーにもぴったりの1台だ。

RSモデルらしいレーシーなインテリア

シートはファインナッパレザーのスポーツ仕様。マトリクスヘッドライト、アシスタンスパッケージなどの先進安全装備も充実している

2.9L V6ツインターボエンジンは最高出力450ps、最大トルク600Nmを発揮

アウディRS4 アバント 主要諸元

●全長×全幅×全高=4780×1865×1435mm
●ホイールベース=2825mm
●車両重量=1840kg 
●エンジン=V6DOHCツインターボ
●排気量=2893cc
●最高出力=450ps/5700-6700rpm
●最大トルク=600Nm/1900-5000rpm
●トランスミッション=8速AT
●駆動方式=4WD
●ハンドル位置=右/左
●JC08モード燃費=11.2km/L
●車両価格=1196万円