【らくトレ】Vol.115「寝ながら手足同時伸ばし」で上半身と下半身の連動性アップ!
渋野日向子の専属トレーナー・斎藤大介氏がゴルファーにおすすめのトレーニング&ストレッチメニューを紹介する「らくトレ・ゆるスト」。今回は、仰向けの状態で手と足を伸ばすことで上下半身の連動性を高められるエクササイズを教えてもらった。
TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Tsukasa Kobayashi MODEL/Yurie Atsumi(GOLULU)
メニューNo.115
手足同時伸ばしで連動性アップ
今回は片手と片足をいろいろな組み合わせで動かすことで体の連動性を高めるエクササイズです。ゴルフは体の軸を中心にした回転運動ですが、上半身と下半身の動きがバラバラになるとミスショットになります。連動して動かすことができるとスウィングはもっとスムーズになります。
動きの種類は4パターンです。右手と右足を伸ばす動き、左手と左足を伸ばす動き、左手と右足を伸ばす動き、右手と左足を伸ばす動きです。スタートの姿勢はすべて同じで、それぞれのポーズを2秒キープで5回ずつ繰り返します。そうすると4パターンの動きで合計20回になります。ポイントは、お腹に力を入れて軸がブレないようにすること。そして腰が浮かないようにバランスを取ることです。それほど難度が高いトレーニングではありませんが、腰が浮いてしまうと痛める原因になりますから、ゆっくりとバランスよく、手と足を動かすよう心がけてください。
Exercise 1
同じサイドの手と足を同時に伸ばす
Exercise 2
違うサイドの手と足を同時に伸ばす
●ここに効く!
お腹に力を入れて体がブレないように手と足をゆっくり動かす体幹トレーニングです。バランス力も鍛えることができます
●どんな効果が?
体の中心の筋肉を使って手足を動かす感覚が身につくので連動性がアップします。軸がブレない、安定したスウィングになります
解説/斎藤大介
柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から渋野日向子の専属トレーナーとして活動中。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中
週刊ゴルフダイジェスト2022年6月21日号より