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【読者記者】No.1768「インパクトのタイミングや打点が全然安定しないんです」

読者が自身の悩みを解決する方法について、直接プロに取材する「読者記者」。今回のお悩みは「球筋が安定しない」というもの。果たして解決方法は?

PHOTO/Yasuo Masuda TEXT/Daisei Sugawara THANKS/トピックゴルフクラブ

読者記者No.1768 古山晴美さん

●58歳 ●会社員 ●ゴルフ歴/35年 ●ベストスコア/114 ●平均スコア/125 ●ドライバー飛距離/150ヤード

先生/桑原市郎

74年生まれ。14歳でゴルフを始め、横浜高校ゴルフ部を経て、04年、プロ入会。これまでのアマチュア指導実績は延べ2000人以上。「まずヘッドを振る」が指導哲学。(株)テラモト所属

古山さんのお悩み
「インパクトの感覚が一定にならない」


打つたびに、インパクトのタイミングや打点がずれる感じがして、「同じ球」がなかなか出ません。とくにドライバーは、トップも多く飛距離と方向性が安定しないんです


切り返しで、下半身の動きが足りないので、腰が回り切る前に腕が下りてきている(3コマ目)。ダウンスウィングの「順番」を整えることでインパクトの形はよくなるはず

古山 毎回、振り遅れたり、タイミングがずれたりします。

桑原 ダウンスウィングで、上体が突っ込んでいるのが気になりますね。古山さんのトップは大きくていいんですが、切り返しで動く順番がよくないので、突っ込んでしまうんです。

古山 順番というと?

桑原 まず、テークバックの順番を考えてみると、最初にヘッドが動いて、腕、肩、胴体、最後に足という感じでトップまで上がります。ダウンスウィングは、この逆の順番で下ろしてこないといけないんです。つまり、最初に足、それから胴体、肩、腕、最後にヘッドの順番ですね。

古山 下ろす順番はあまり考えてませんでした。何となく、全部一緒に、「エイッ」という感じで下ろしていた気がします。

桑原 古山さんは、トップで左足をヒールアップするタイプですから、左足かかとを下ろすのをきっかけに、切り返しをスタートさせるとわかりやすいと思います。

<問題点>
ダウンスウィングで体が突っ込んでいる

切り返しで左足に体重をかける際に、「重心」も左にずれてしまっている。これだと、最下点の位置がスウィングのたびに変わってしまう

記者「ボールの当たり方が毎回違うんです」
プロ「もっと重心を右に残して打ちましょう」

インパクトの瞬間までは、重心を右に残しておかないと、最下点の位置が安定せず、パワーの伝達にもロスが生じる。左足は強く踏み込みつつも、頭は残して打つ感覚が必要

Point 1
動かす順番を意識しよう

テークバックは、ヘッド(クラブ)、腕、肩、胴体、足(下半身)の順番で動くのが正しいと桑原プロ。ダウンスウィングは、その逆の順番で下ろす

Point 2
切り返しは左足かかとからスタート

左足をヒールアップするタイプの人は、左足かかとを下ろす動作を、ダウンスウィングスタートのきっかけにするのがいい。トップから左足かかとを下ろすと、それに連動して下半身が回転し、腕が引き下ろされる

Drill 1
右足の上にクラブを置いて打つ

アイアンのヘッド側のシャフトを、右足の甲にのせた状態で打つ(写真)。右足を粘らせ、頭を残して右重心で打つ感覚がつかめる

Drill 2
左足かかとを意識して体を回す

クラブを持たずに、トップから切り返しの動きを反復する。左足かかとを下ろして、下半身が回転した後で、胸が回るのを確認する

<取材後記>
踏み込み方がまったく違いました
今までは、左足に体全部で乗っていく感覚でしたが、本当は、左足は踏むけど、体は「止める」のが正しいんですね。それを意識したら、いつも同じところで打てる感じがしました。

月刊ゴルフダイジェスト2022年4月号より