「日本食は恋しいけれど…」日・中・韓のスキンズマッチにキム・ハヌルが参戦。ゴルフもスマイルも健在
引退したはずのキム・ハヌルが、ゴルフで日本チーム、中国チームを撃破。どういうことかというと……。
先月GOLFTVで生配信された「JPN-CHN-KOR GOLFZON SKINS CHALLENGE」でのこと。同大会は、日本チーム(吉田優利、藤田光里)、中国チーム(スイ・シアン、リウ・ウェンボ)、韓国チーム(キム・ハヌル、ユ・ヒョンジュ)が最新シミュレーターを用い、リモート対決した。
日本チームの吉田と藤田は、初ペアリングだが息はぴったり。というのも、もともとインスタなどで吉田のことが気になっていたという藤田。「それでサロンパスカップのとき『服、かわいいね』と声をかけたんです」と“ナンパ”を告白。吉田も「キレイなお姉さんと思っていて……」。相思相愛、和気あいあいの雰囲気ながら、プレーに入ると本気モードに。
一方、マッチ開催前から注目を集めていたのはキム・ハヌル。引退後は、韓国でYouTubeなどに活躍の場を移しているが、ゴルフウェアに身を包みクラブを握ると、現役当時とほぼ変わらぬキレのいいスウィング。ペアを組んだユ・ヒョンジュとは収録などで親交があるそうで、こちらも抜群のチームワーク。18ホールの後、3ホールのプレーオフの末、ハヌルがバーディパットを決め、優勝を勝ち取った。
ハヌルに「ツアーに戻りたい気持ちは?」と尋ねると「じぇんじぇん(全然)でーす」と笑顔。普段の生活を楽しんでいるそうだが「日本食は大好きだから恋しいです。寿司やすき焼き、焼き肉に……」と相変わらず流ちょうな日本語で受け答え。“スマイル・クイーン”のオーラは健在だ。
週刊ゴルフダイジェスト2022年3月22日号より
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