Myゴルフダイジェスト

  • ホーム
  • 週刊GD
  • カーリング金の「ミュアヘッド」かつて全英女子アマでベスト16入り! 現在もHC3の凄腕ゴルファーだった

カーリング金の「ミュアヘッド」かつて全英女子アマでベスト16入り! 現在もHC3の凄腕ゴルファーだった

カーリング女子で金メダルに輝いた英国チームの美人スキップが、ゴルフと深い関わりを持っていた。

2月4日に開幕した北京オリンピックは19日間の全日程を終了し、日本勢は過去最多の18個のメダル獲得という快挙に沸き立った。なかでも注目を集め、瞬間最大視聴率34.0%を記録したカーリング女子決勝で、日本チーム「ロコ・ソラーレ」を3対10の大差で下した英国チームを牽引したスキップ、イブ・ミュアヘッド(31)は、筋金入りのゴルファーというのだ。

幼い頃からゴルフクラブを握り、スクラッチプレーヤーまで上り詰めたというミュアヘッドは、現在も「3」のHCを持つそう。10代の頃に全英女子アマ選手権でベスト16入りした経歴を持ち、スコットランドオープンやBMW PGA選手権のプロアマなどにも出場、そして18年の全英オープンでは、レポーターとして会場を盛り上げた。

カーリングのスローのコツは、「ゴルフではグリーンのスピードやアンジュレーションを読むでしょう。それはカーリングも同じよ」とミュアヘッド。

実は、彼女の2人の兄弟もゴルフとカーリングをやっているが、「彼らはゴルフでは飛ばせるだけ飛ばそうしているだけね(笑)」と、あまり役に立っていないそう……。

高校卒業前には、米国の大学から奨学金が出るという話まであり、ゴルフ留学を悩んだ時期もあるというミュアヘッドだが、最終的に選んだのはカーリングの道。「私には、カーリングのほうが可能性を感じたの。これを選んでからは、世界の頂点に立ちたかったという一心で努力し続けた。これ(優勝)で本当に夢が叶った!」とミュアヘッド。今はゴルフを楽しむのは夏場だけだという。

逆にゴルファーは、カーリングをやってみたら上達するかも?

刻々と変わる氷の状態を読んで、繊細なタッチで狙ったところに止める。ゴルフのパッティングとの共通点は多そうだ(Photo by Justin Setterfield/Getty Images)

週刊ゴルフダイジェスト2022年3月15日号より

こちらもチェック!