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【人気連載アーカイブ】ミナセの小部屋 Vol.29 「“なで肩”意識でヘッドが走る!」

1年で50ヤードも飛距離を伸ばした『ゴルル』メンバーの小澤美奈瀬が飛ばしの秘訣を伝授する本連載。今回は、ヘッドをスムーズに走らせるために必要な肩の力感について教えてくれた。

PHOTO/Takanori Miki

小澤美奈瀬
おざわみなせ。1992年生まれ、愛知県名古屋市出身。小誌・美女ゴルフユニット『ゴルル』メンバー。現在、ミニツアーなどに参戦しながら、主に東京や名古屋などで飛距離アップのレッスンを行っている。USLPGAティーチングプロ

前回のお話はこちら

このあいだ、ホールインワンした夢を見ちゃいました‼ 本番でもしたいな~。小澤美奈瀬です♪

今回は、力みを抜いてヘッドを走らせるヒントをお伝えします。飛ばしたいと思うほど、グリップって力が入っちゃいますよね。そういう私もみなさんと同じです(笑)。

でも、そうならないために私が気をつけていること、それが“なで肩”です。グリップや腕に力が入ると、肩も連動してこわばり上がってしまいます。いわゆる“いかり肩”の状態になります。


こうなると、肩甲骨などの肩周りの動きが悪くなり、ヘッドをスムーズに走らせることができません。アドレスで両肩を下げた状態、“なで肩”にし、そのままテークバックすると、捻転の深いパワーが溜まったトップが作れます。

そして、ダウンからインパクトにかけて“なで肩”をキープできれば、肩が首元で詰まらず、ヘッドを加速させることができます。さらに、インパクトで上体も起き上がらないので、ボールを強く押し込める感覚も湧いてきます。

ぜひ今度、肩に置いたモノが滑り落ちるくらい、“なで肩”をキープして振ってみてください。想像以上にヘッドが走る感覚を体感できるはずですよ!

Point
なで肩にすると首元が詰まらず回転がスムーズに

肩の力が抜けているとアゴと肩の距離が長くなり、肩の回転をスムーズに行うことができる。「首を長くしたままスウィングすると、肩の回転が素早くできますよ」(美奈瀬)

いかり肩だと上体が力み手元も浮く

週刊ゴルフダイジェスト2020年6月16日号より