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【日本シリーズ】「若手の壁」43歳谷原秀人が圧巻パットで逃げ切りV

<ゴルフ日本シリーズJTカップ/東京よみうりCC(東京)/7023Y・パー70/12月2日~5日>

男子ツアーの最終戦、2年ぶりの有観客で行われたゴルフ日本シリーズJTカップ。谷原秀人が逃げ切り、シーズン2勝目を挙げた。

PHOTO/Tadashi Anezaki

最終日のスタート時点で4打差以内に5人が入る大混戦だったが、谷原秀人が16番の長いバーディパットを決めて一歩抜け出し、17番でもバーディを取りそのまま逃げ切った。かねてから「若手の壁になりたい」と言ってきたが、43歳の谷原の秋口から終盤戦にかけてのプレーは、圧巻。40を越えてから勝利を重ねたジャンボ尾崎や藤田寛之を彷彿とさせる強さだった。

今シーズンは欧州ツアーから復帰し、2勝を挙げるなど大活躍。「43歳にして勝てるとは思っていなかったので、とても嬉しいです」(谷原)。日本シリーズは13回目の出場で、初の優勝となった

<最終成績>

優勝谷原秀人-12
2位宮里優作-10
3位金谷拓実-9
4位T堀川未来夢-8
4位T池村寛世-8
6位星野陸也-7
7位S・ビンセント-6

週刊ゴルフダイジェスト2021年12月21日号より