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【上達の玉手箱】Vol.91 アナログだけど効果絶大! 鏡を使って軸ブレチェック

日々技術向上のため研鑽を惜しまない片山晋呉の連載「上達の玉手箱」。今回は、自身も練習に取り入れているスウィングのセルフチェック法を教えてくれた。

TEXT/Yumiko Shigetomi

前回のお話はこちら

スウィングチェックをするには動画を撮るという人が多いと思いますが、僕は鏡も利用しています。もちろん動画でもチェックしますが、鏡は実際にスウィングしながら見ることができるのがポイントなんです。


主にチェックしているのはテークバックの動き。以前は始動と同時に右サイドに体重を乗せながらクラブを上げていたんですが、いまは右に動かないようにしているのでそこを確認しながらスウィングしています。

鏡を見ながら1回ハーフウェイバックまで上げて、そこからアドレスに戻って球を見ながらすぐに打つ。要はテークバックの“直前リハーサル”を鏡を見ながらやっていて、理想のポジションを体で覚えるには最適な方法だと思います。

最新機器のスウィング解析とかも使いますが、こういうアナログな練習もいいものですよ。

鏡に線を入れてチェック

鏡の中心に縦と横の赤線を手書きで入れてあり、軸のズレや上下動がわかりやすくなっている

月刊ゴルフダイジェスト2021年12月号より