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【ミナセの小部屋】Vol.58「“おたま”に乗せたボールが落ちないように上げてください」

PHOTO/Takanori Miki

1年で50ヤードも飛距離を伸ばした『ゴルル』メンバーの小澤美奈瀬が飛ばしの秘訣を伝授する本連載。今回はインパクトでボールにパワーを伝えるために必要な、クラブと体を同調させる工夫を教えてもらった。

小澤美奈瀬
おざわみなせ。1992年生まれ、愛知県名古屋市出身。小誌・美女ゴルフユニット『ゴルル』メンバー。現在、ミニツアーなどに参戦しながら、主に東京や名古屋などで飛距離アップのレッスンを行っている。USLPGAティーチングプロ
前回のお話はこちら

こんにちは! クルマの運転大好き小澤美奈瀬です♪

今回はテークバックでの注意点についてお話ししたいと思います。連載当初から、ボールを飛ばすには始動の段階からヘッドを速く振ることが大事だとお伝えしてきました。もちろん、間違いではありませんが、勘違いしてほしくないことがありますので、今回改めてお話しします。

それは、手元が右腰の高さに来るまでは、グリップエンドがおヘソを向いた状態をキープして、ヘッドが体の正面から外れないようにできる範囲で速く振り上げてほしいのです。

速く振ることだけを意識すると、どうしても手先でヘッドをヒョイと上げてしまいパワーが分散してしまいます。イメージ的には“おたま”にボールを乗せた状態をキープして振り上げる感覚です。始動時はヘッドの先まで集中してできる限り速く振り上げることで、曲がらず飛ばすスウィングを手に入れることができますので、ぜひチャレンジしてみてください!

グリップエンドがおヘソを指した状態をキープ

テークバックで手元が右腰の高さに来るまでは、グリップエンドがおヘソを指した状態をキープする。「飛ばすには、できる限り速く振りたいですけど、体の正面から外れない程度のスピードで振り上げることが大切です」

動画でチェック!
「おたま」に乗せたボールが
落ちないようにテークバック

週刊ゴルフダイジェスト2021年9月7日より