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【全米オープン】ミケルソン62位も、コースセッティングを絶賛!「ここ30年で最高」

全米オープンで51歳のキャリアグランドスラムを目指したフィル・ミケルソンだが、故郷サンディエゴでの偉業達成はならなかった。4日間の戦いを終えた彼が真っ先に口にしたのは意外にもコースセッティングを称賛する言葉だった。

ミケルソンといえば18年にシネコックヒルズで全米オープンが開催されたとき、あまりにもアンフェアなセッティングに抗議するべく、グリーン上でまだ動いている球を打ちUSGA(全米ゴルフ協会)批判を行った。

全米屈指の難コース、USGAの権威を誇張するような難しいセッティングに選手たちの苦情が噴出するのがこの大会の風物詩。しかし今回のトーリーパインズに関しては、批判の急先鋒だったミケルソンが「この30年(の全米オープン)で今回が最高だった」と絶賛したのだ。「(USGAは)素晴らしい仕事をしたと思います。ここトーリーパインズに立てて誇りに思ったし、とてもうれしかった」

ミケルソンが例に出したのが11番と12番のパーセーブが難しいパー3とパー4。対局としてスコアを伸ばすチャンスがある2番を挙げ「いいプレーをしている選手とそれ以外の選手の差をそこで際立たせることができる。その辺のバランスとコントラストが素晴らしかったし非常に印象的だった」とベタ褒めだった。

ミケルソンにとってトーリーパインズはホームグラウンド。「私のゴルフ人生で最高の思い出は父とこのコースを何度も一緒にプレーしたこと。高校時代はよく試合に出る私を父がここで応援してくれた。今週また父が駆けつけてくれて二人にとって貴重な瞬間をシェアすることができたのはすごく特別」と感慨深げに語った。

11年間USGAのトップとして全米オープンのコースセッティングを行ってきたマイク・デービスCEOが今季限りで勇退する。確執があったといわれるミケルソンの称賛は去りゆくデービス氏へのはなむけか!?

全米オープンは62位タイに終わったミケルソンだが、コースセッティングには文句なし!(PHOTO/Darren Carroll/USGA)

週刊ゴルフダイジェスト2021年7月13日号より

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