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【教えて! なっち先生】Vol.74 力強いインパクトとは右手でボールを押し込む感覚

同じヘッドスピードでも、もっと遠くに正確にボールを飛ばせる。そんな力強いインパクトを作るために大切な「正しい右手の使い方」を、ゴルフイラストレッスンでお馴染みのプロゴルファー・大谷奈千代に、イラストを交えて詳しく解説してもらおう!

力強いインパクトには、右手のひらを通じて、フェース面でボールを押し込む感覚がある。形は違えど、アドレスとインパクトのフェース向きは同じなのだという

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  • ダウンスウィングからインパクトにかけて体が左へ突っ込むと、飛距離ロスやダフリの原因になってしまう。アマチュアにありがちな突っ込みを改善するためのポイントを、ゴルフイラストレッスンでお馴染みのプロゴルファー・大谷奈千代にイラストを交えて詳しく解説してもらおう! 左に突っ込んで、頭がボール位置よりも前に出ると、軸回転運動が止まって飛距離ロスやダフリのミスにつながってしまう >……


Lesson 74
力強いインパクトを作るための
右手の使い方


先日、プロのような力強いインパクトについてのご質問をいただきました。

私がゴルフを始めた頃、タイヤを叩いて練習していた時期がありました。この時期に習得したのが、インパクトでボールを押し込む感覚です。今回は、インパクトについてゴルフイラストレッスンで解説していきましょう!

力強いインパクトは、右の手のひらを通じてフェース面でボールを押すような感覚があります。押す方向は、もちろんターゲット方向です。形は違っても、アドレスとインパクトではフェースの向きは同じなのです。

正しいトップを迎えた後のダウンスウィング以降は、体幹部を左に回転させ、この動きに連動しながら腕や手が勢いよく振られます。

ダウンスウィング以降の動作を解説すると、体重が左に移動しつつ、クラブヘッドの重さに任せて振れば、自然とヘッドスピードはアップします。

その際、大切なのが正しい右手の使い方です。インパクトでフェース面を押し込むことができずに、エネルギーをロスしている多くの方は、ボールをつかまえようとし過ぎて、手を急に返すことでフェース面がかぶってしまったり、逆に、手元が先行し過ぎることで、手の返しが遅れてフェース面が開いてしまって、フェース面をターゲット方向に押し込むことができない傾向があります。

正しい右手の動きをイメージできれば、自然なフェースターンが行われやすくなり、フェースの芯でボールをとらえやすくなります。


ターゲット方向にフェースが向いているのが正解。しかし、急に手を返すとフェースがかぶり、手元が先行し過ぎればフェースが開いてしまう

右手のひらを
シャフトに添えて振る

下のイラストのように左手でグリップを握り、フェース面をイメージして、右手のひらをシャフトに添えます。その後、ゆっくり素振りを行います。

左手でクラブを握り、右手のひらをシャフトに添えながらゆっくり素振りすることで、右手のひら=フェース面とイメージしやすくなる。体の回転で振ることができれば、クラブは連動してインサイドに振り抜かれ、フェースは自然と閉じる


切り返し以降のダウンスウィングでは、体幹部を左に回しながら、右手のひらでボールを目標方向に押し込むイメージでインパクトの形を作り、フォロースルーへと振り抜きましょう。

こうすることで、インパクトでフェース面がスクエアになり、そのまま右の手のひらで押していくと、体の回転に連動してクラブはインサイド方向に振り抜かれ、結果的にフェースは自然に閉じていきます。

逆に、腕や手を使ってスウィングしてしまうと、フェースがかぶったり、開いたりしてボールが大きく曲がってしまいます。また、ダウンスウィング以降で、左に体重移動できずに右足に体重が残ってしまっても、右手のひらでボールを押すイメージのインパクトを作ることができないので注意しましょう。

自然なフェースターンを行うためには、体幹部を左に回転させながら右手で押す形が大切です。ぜひ、参考にしてみてください。

ダウンスウィング以降、右足に体重が残っていると、右手のひらでボールを押す形が作れない

大谷奈千代

1984年、神戸市出身。JLPGAトーナメントプロ&ティーチングA級。関西を中心にレッスン活動を行う

週刊ゴルフダイジェスト2026年9月29日・10月6日合併号より